ここ10年で我が家の停電は二回ほどあり、一度は落雷によるもので、もう一度は今年の3月の地震によるものでした。
今年は電力供給がひっ迫していて、回避できないと停電の可能性があるのかもしれません。
我が家のおうちモニターはスマートメーターなどのデータをsqlite3で/tmpのメモリディスクに置いているので、停電するとすべてのデータが消えてしまいます。
データーは2週間分とってありますが、スマートメーターと気温のデーター以外は当日と昨日の分しかデーターの利用はありません。
おうちモニターをメンテするときはdbファイルをtftpで他のサーバにバックアップしてメンテ後にリストアしてます。
3月の停電ではVPNの設定がアドホックだったためVPNで入れなくなりました。教訓でアドホックな設定は廃止して、またst1なntpdは自立して再起動するようにしました。
ZRouter.orgのrootfsはread onlyで書けるところはメモリディスクの/tmpくらいになります。
停電の対策のために定期的にUSBメモリに保存しておくとか、停電を検知して、USBメモリに保存するなどの方法が考えられます。前者は確認が簡単ですが、後者は大変な気がします。どちらにしても大掛かりです。
flashにread writeなfsを作ると寿命がありますし、インターネットへのバックアップも面倒です。我が家はインターネットが消滅しても自立して稼動できるネットワークを目指しています。
無停電電源などの方法はコスト的に現実的ではありません。無停電電源にも寿命があります。
現実的にはFATなSDに一日一度書くとかになると思います。これであれば100年くらいは持つのではないでしょうか。
おうちモニターのモジュールはリチウムイオン(18550)一本で停電は乗り切れると思われますが、リチウムイオンで火事でも起こしたらもともこうもありません。
昔から恐いのは、「地震・雷・火事・親父」と言いますからね。
個人利用だし5年に1度の障害にコストをかけるのも馬鹿らしいので、おそらくこのままだと思います。
停電は給湯のコントローラの時間がリセットされるのでも確認できます。