以前FreeBSD/armをいじって感じた事を書いておきます。
- armv5でパフォーマンスが出ないので消された
FreeBSD/armのサポートはarmv5の頃にNetBSDから持ってきたもので、おそらくもともとはちゃんと動いていたのが、独自にarmv6のサポートを入れたときに壊したようです。そういうコードになるアーキテクチャのCPUを作るarmも悪いのですが。
- armv4が動かなくなって消された
StarのportがFreeBSD 8で入ったのですが、11前くらいですでにうごかなくなっていました。FDT化してもだめで、おそらくOSとして潜在的な問題があるような気がします。
- armv6が1176からで1136で動かすとぐたぐた
これはarmv6は1176なラズパイをターゲットにサポートを入れたので、1176に依存したコードになっていました。
- A10のコードもぐてぐて
A10のclockのコードがおかしくてHDMIが使えなかったのを直したのを思い出しました。hintsだったものをfdtにしたときにおかしくしたようでした。
FreeBSDでは力技でコードを綺麗にしていますが、動かないコードはゴミです。
StarはNetBSDにryoさんの古いコードがあったので10-BETAで動くようにして、十分実用レベルになっています。
1136なc1kもNetBSDで問題なく使えています。NetBSDも1176をarmv6のメインターゲットとしていて微妙におかしなところありますが、致命的な問題はありません。