秋月電子で特売品でPCM1795が半額の300円で出ていたので購入してみました。ちょうど変換基板も特売になっていました。
どうもTIがパーツの小売を禁止して、在庫を早く処分しなければならなかったのかもしれません。
いつものようにC基板で組み立てます。
820Ωの金属皮膜抵抗が無かったので、秋葉原のお店で探したところ820Ωは1/2Wしかなく1/2Wは秋葉原の在庫が無く通販か取り寄せになるということでした。
仕方ないので千石電商で1/4Wを10本150円で購入しました。
他は手持ち部品で作りました。
Opアンプの正負電源は±5Vを使っていて、PCM1795のアナログ側の電源(+5V)もこれからとります。
Vcomの47uFx2はオーディオ用のコンデンサーにしたいのですが、手持ちにいいものがなかったので、とりあえずつけていて、いずれ変えます。
左右独立にこだわったわけではなく、LT1364が2個しか手持ちがなく、以前買って使っていなかったLT1363があったのでそれを使いました。
プラス側の電流を計ってみたら49.5mAありました。
シングルからデュアルへの変換基板は、おそらくかなり前に買った千石電商の500円ジャンク袋に大量に入って物です。
PCM1795はI2CかSPIで設定できるのですがデフォルトI2Sなので、そのままでpic32mx_usb_i2sやPCM2706で鳴りました。
LUXMANのD-03X(25万円くらい)はデュアルでPCM1795を使っているようです。
秋月電子のPCM1795の特売はあっという間に終ってしまい定価500円になっていました。そしてほどなく販売終了になりました。
円安なので500円でもDigikeyなどに比べると格安なのですが。
PCM1795は2009年くらいの発表されたもので、10年以上たったいまだに高級CDプレーヤーなどに使われているのは、もはやDACの進歩は止まったのかもしれません。
当初OPアンプを上の写真のようにLTのものを使っていたのですが、安いJRCのものの方がいい感じに鳴っています。