10年くらい前に買った、蛍光灯の照明(HHLZ402)のリモコンを調べてみました。
付属のリモコンはHK9335
でボタン一つのタイプです。ボタンを押すと、点灯強、点灯弱、常夜灯、消灯の順に変わります。横にスイッチがあってチャンネル1と2を切り替えられます。
家電協フォーマットのようで、EZ-USB FX2をロジアナにして信号をみるとこんな感じです。
このボタンの信号は
チャンネル | 信号 |
---|---|
1 | 344A901484 |
2 | 344A900C9C |
で40ビットになります。
信号のチェックにはATTiny85/V-USBを使ったモジュールを作って、Macでlibusbな簡単な解析プログラムで確認しています。
成功率50%くらいですが、V-USBの割り込みで取りこぼすので、何度か試して確認しています。
アルマジロのお使いでFTDIのbitbangで試してみましたが、感度が悪いようで近づけないと反応しませんでした。
試しにFUATABA WEB/リモコン・データベースにあったデータを試してみたところ下記の信号にも反応するようです。(チャンネル2の信号のようです)
344A902CBC -> ON
344A90EC7C -> OFF
344A906CFC -> 常夜灯
344A90CC5C -> 調光 暗
344A904CDC -> 調光 明
製品のリモコンは3つLEDが付いてて、出力が大きいようです。LEDが1つの自作モジュールではシーリングから1mくらいに近づけないと反応しませんでした。
親戚の家に同系のリモコンのHK9327があり、チャンネル切り替えのスイッチがセロハンテープで固めてありました。おそらく不用意に切り替わってコントロールできなくなり、大騒ぎした末にそうしたのではないかと思われます。チャンネル切り替えは表面につける必要ないと思います。
LEDシーリングライトに付属のHK9803ではチャンネルのスイッチは蓋の中に隠れています。またチャンネル設定は本体ではなくリモコンだけでできるようになっています。このリモコンの信号は確認していません。
参考にしたページ