おそらく千石のジャンク袋に入っていたGAL22V10Dが一つあり使えるようにしたいと思いいろいろ調べてみた。
PAL -> GAL -> CPLD -> FPGAと規模が大きくなったが、FPGAになるとほとんど3.3Vデバイスで5VデバイスはCPLDの最初の頃までだったようだ。またPALはOne Timeの書き込みだったので再利用はできません。
GALがでてきたのは1985年くらいで、当時マイコンは16Bit CPUの時代でした。
もともとプログラマブルロジックアレイはCPUの周辺のロジックをTTLから置き換えるために作られたが、規模が大きくなりFPGAではCPU自体も作れるようになった。
GALの開発ツールのispLEVER Classicはライセンスキーは必要ですが、フリーで使えるので、これでJEDECを生成して焼く方法を考える。
FPGAの書き込みはJTAGが使われるがGALの頃はまだJTAGがなく独自の書き込み仕様でした。
LatticeにはispGALというシリーズがありますがこれはJTAG方式で書き込みができるGALだっとと思われます。(未検証)
Amazonで販売されているTL866などを使えば書き込みができるようなのだが、自作もできるようなので探してみた。
検索すると一番先に見つかる、国内のプロジェクト。インターフェースはパラレル。かなり古い。
海外のかなり古いプロジェクト。こちらもインターフェースはパラレル。いろいろ資料があり参考になります。
VPPはTLC7524(DAC)と78S40(Switching Regulator)かCA3140E(Op amp)で作っているようです。TLC7524は高いVREFが設定可能で、これで電圧を可変しているようです。
以下はこれが元になっているようだ。
最近までメンテされてるプロジェクトでパラレルポートを使ったプログラマ。コントロールはWindowsのアプリ。このプロジェクトは他と違いバッファ回路を全く入れていない。上記のプロジェクトの初期のミニマム構成からの派生のようだ。AtmelのATF22V10Bなどのサポートが追加されていますが、なぜかGAL6001などが消されいます。LatticeはGALの生産をやめてしまいましたが、Atmelはまだ生産しているようです。
VPPはかなり簡素化して手動スイッチと電源電圧でコントロールしてます。
Perl-Tkを使ったプログラマのプロジェクト。これも新しめのプロジェクト。こちらもパラレルだが特定のUSB変換でも動いているとのこと。
VPPは複雑な回路で構成されています。
2021/12追記:Aruinoを使ったライターがありました。
技術評論社の雑誌でプロセッサの1987/7,10,11に「GALの特徴とROMライターアダプタ・ボードの製作」という星野操さんの連載がありました。これは1986/8に掲載されたROMライターを基にしているようです。ホストはPC9801だったようです。
なんか自分が使えそうなものないから、作ってみるか。