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[解決済み]ヤマハのMD5のバグ

Last updated at 2021-03-07Posted at 2021-02-25

MS-DOSへのファイル転送をテストしていて、確認のためのツールを探していたところ、ヤマハさんmd5のコマンドを提供していました。

早速ダウンロードして試してみたところ、なんだかおかしな値が返ります。

Windows 7で32Bit版のEXEを試しました。

C:\>md5sum yyy
571c3b2b2d3e0442b33c352acf7397d0  yyy

MS-DOS版(16ビット)も同じ値です。

ソースで提供されているプログラムをFreeBSD/i386でビルドして試してみました

% ./md5sum yyy
ad5e4192180b69500b060bb870f55d51  yyy

FreeBSDのコマンドでも試しました。

% md5 yyy
MD5 (yyy) = ad5e4192180b69500b060bb870f55d51

Windows 7標準のツールでも確認してみました。

C:\>certutil -hashfile yyy MD5
MD5 ハッシュ (ファイル yyy):
ad 5e 41 92 18 0b 69 50 0b 06 0b b8 70 f5 5d 51
CertUtil: -hashfile コマンドは正常に完了しました。

ソースを見てみたところ、MS-DOS,Windowsの場合-bオプションが必要でした。

提供されているソースコードはopen-watcom-v2でもコンパイルできexeが作れました。

毎回オプションを指定するのが面倒なので、デフォルトを代えてみました。