DACなどのための電源をいろいろ調べていました。
電源は大きく分けると、
- スイッチング方式
- トランス(リニア)方式
に分けられます。スイッチング方式のほうが小さく軽く作れますが、ノイズが大きくなります。オーディオ関係ではトランス方式を押す人が多いです。
トランス方式の定電圧回路には以下のタイプがあります。
- 普通のレギュレーターを使ったもの
- 可変のレギュレーターを使ったもの
- LDOなレギュレータを使ったもの
- DC-DCを使ったもの
- ディスクリートでトランジスタを使ったもの
- ディスクリートでFETを使ったもの
これもLDOより普通のレギュレータの方がいいとか、レギュレータよりディスクリートの方がいいとかあります。またレギュレータでもLTの部品がいいとか言う話しもありました。
いきなりDC-DCはあまり見かけません。
肝は電流が変動した時に電圧が一定になるかのようです。
ディスクリートはツェナーダイオードを使うのが一般的ですがLEDを使ったもののを試されている方もいます。
ディスクリートで制御部分をNJM723のようなICを使うケースとオペアンプとシャントレギュレーター(TL431)で作るケースなどがあるようです。消費電力が小さければトランジスターだけでも組めるようです。
DACなどは5Vや3.3Vでオペアンプは正負が必要です。またDACやオペアンプは100mAくらいですが、私が使っているMIPSモジュールは500mAくらいで、使ったことないですがラズパイなどは1Aを越えているようです。
この大きさや、変動幅を考慮して考えるのが良さそうです。
結構沼です。