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マイクロスコープHack

Last updated at Posted at 2018-04-29

Mac OS Xのサポートはないのですが、UCAM-MS130SVというエレコムのマイクロスコープを使っています。このカメラはUVC仕様になっていて実はMac OS X付属のPhoto Boothアプリで使う事ができます。

このカメラを使って基板パターンを確認しています。

写真(2018-04-29 13.18).jpg

これはPhoto Boothを使って撮影した、蟹さん(Realtek RTL8169C)に右上の角の写真になります。Photo Boothでは左右逆になるので、編集メニューの写真を反転で変換します。

この写真の右上のチップの足の先に長いのと短い白い棒がプリントされていますが、これは5本単位のマーカーになります。

蟹さんのこの角は102,103ピンになり、100,95,90のマーカーであることが確認できます。

蟹さんの不完全なデーターシートはネットに落ちていて、GPIOピンのアサインは書いてありました。

Pin No. Description GPIO
96 JTAG_TRST# GPIOA[3]
97 JTAG_TMS GPIOA[4]
98 JTAG_TDO GPIOA[6]
99 JTAG_TDI GPIOA[5]
100 JTAG_TCK GPIOA[2]
101 LED_PORT10 GPIOB[2]
102 LED_PORT11 GPIOB[3]
104 LED_PORT12 GPIOB[4]
105 LED_PORT13 GPIOB[5]
107 LED_PORT14 GPIOB[6]

これらはすべてGPIOとのSharedになっていて、JTAGやEtherのLinkのインジケーターとして使わなければ、GPIOとして使う事ができます。

パターンを追うと、これらのピンの先にはLEDかスイッチが付いています。

後は目視て確認して、テストプログラムで入力の確認や0/1を設定してLEDの点灯を確認します。

テスターの通電チェックを使って確認するのも有効です。細かいパターンの時は待針を使うのが良いです。

写真(2018-12-27 09.35).jpg

これらのピンを使ってBITBANGでI2Cにしていたのですが、動作がとっても変でした。それで調べてみたところJTAGのTDOを除くピンには75Kのpull up抵抗が入っているようです。

確かにJTAGのTRST#(1)やTDI(3)には抵抗が入ってません。

写真(2020-05-09 15.47).jpg

とはいえ謎なのがTMSやTCKには付いているんです?

RTL8196Eのケース

写真(2018-12-21 16.29).jpg

○が1ピンで反対側が128ピンです。

Pin No. Description GPIO
1 JTAG_TDO GPIOA[6]
2 JTAG_TMS GPIOA[4]
127 JTAG_TCK GPIOA[2]
128 JTAG_TDI GPIOA[5]

1がPowerの緑のLEDで127がスライドSWで128がプッシュSWな事は分かったのですが、2がIN/OUTのテストプログラムで確認できません。確認できてないプッシュSWとLEDが一つずつあるので、どちらかに接続されているのではないかとおもわれるのですが。

EthernetのLEDはLED_PORT0,1,2,4に接続されている物と思います。

引き算をすると残りは、GPIOB[5]かGPIOB[1]なのですが。

いろいろ調べたら赤のLEDはGPIOB[5]でした。EはGPIOが少ないので、WPSのSWはWIFIチップの方ではないかと思います。

Pin2のGPIOA[4]はRTL8192のResetに接続されているのではないかと思います。

蟹さんがちょっとおかしいと思うのはPIN_MUX_SEL2と定義されたレジスタがCのときは0xb800003cにあったのにEでは0xb8000044に変わっていました。そもそもPIN_MUX_SELが0xb8000040でSEL2がSELより前にあるのは変だとおもっていたのですが、そのままの名前で変えるのはもっと変です。DKM

ADM5120

admbm-mrubyのためGPIO確認してみました。

写真(2019-02-01 12.57).jpg

GPIO[0]がFlashのWPで内側に入っているGPIO[2]がスイッチでGPIO[3]がLEDに接続されていました。LEDは全てLEDに接続されています。

ADMLED.png

ついでにUART1も見てみました。

ADMUART.png

130ピンのUDI1はプルアップされているようですが、131のUDO1は未接続のようなので、使うにはピンを跳ね上げるしかなさそうです。

KS8695

JTGAピンはこのようになってます。

写真(2019-02-10 14.04).jpg
写真(2019-02-10 14.06) #2.jpg

ARMの20ピンタイプです。

UARTの部分はこんな感じです。

写真(2019-02-14 18.29).jpg

データシートはこうなってます。

スクリーンショット(2019-02-14 18.34.54).png

UDTRN/DBGENNとUDSRNは接続されてないですが、他のピン(計6本)はピンヘッダーに出てそうです。

88W8510

おそらくJTAGと思われるパターンがあります。

写真(2019-03-02 17.31).jpg

10番ピンがVCCで9番ピンがGNDのようです。

ネットでいろいろ検索したところ、WRG614 V4が同じ88W8510を使った無線アクセスポイントのようです。

WRG614 V4の画像をネット見てみると、ARM標準の20ピンのJTAGコネクタが確認できます。で、よくよく見るとR88とかC158とは同じシルク印刷がが見つかりました。おそらく製造元が同じで回路を使い回しているんだと思われます。88W8510を使ったモジュールはそれほど多くは作られてなくて、おそらくほとんどが同じとこで作られたような感じを受けます。想像ですがFOXCONNではないかと思っています。

jtagscanを使って確認したら、このようになってました。

MVJTAG.png

外の番号がARMでよく使われる20ピンでの番号です。

分かってしまえば何の事無いのですが、6,8,10の並びは逆になりそうな気もするのですが、6がプルアップされているので、見ただけで分かる人は分かるのかもしれません。

88W8510を使ったモジュールは他にASUS WL-530Gなどがあるようです。

ネットに88W8510のARMbootがオープンソースになっているとあるのですが、見つかりません。T T

サーミスタ?

写真(2019-02-24 22.59).jpg

日米商事のジャンク袋に入っていたものです。ダイオードのようなパッケージですが、極性の表示がないのでサーミスタでしょうか。触りながら抵抗値計ると変化します。

古いAtermのLED

このモジュールはSOC(Atheros AR2/5)のGPIOが8本しかないので、LC374,LC32,LC04のロジックで2色4個のLEDを駆動しています。

写真(2019-03-07 13.36).jpg

写真(2019-03-07 18.52).jpg

これはLC32のパターンです。全体は以下のようになっています。

ATERM_LED.png

おそらくFlashコントロールの信号とFlashのCEの信号が入っていて、Flashコントロールを設定してGPIO 0を1にしてFlashに書き込みをおこなうとクロックが出て、その時点のデータバス8ビットがLC374でラッチされるようです。

UrJTAGでのテストは以下のようにおこないました。

cable ft2232
detect
include atheros/ar2312/ar2312
poke 0x5C002008 0x0c
poke 0x58400000 0x000e3ce1
# LED
usleep 100000
poke 0x5C002000 0x31
poke 0x1fc00000 0x55
# Flash
usleep 100000
poke 0x5C002000 0x30
detectflash 0x1fc00000

Apple Mighty Mouse

マイティーマウスのボールのパターンはこんな風になっています。

写真(2019-06-06 7.21).jpg

黒いのが磁気センサーでチップの型番はわかりませんが、1,2,3ピンがGNDで4がVCCで5がOUTだと思われます。ホイールの磁石のN極,S極でOUTが出力されてるようです。ボールを回した方向のホイールが回って検知しているものと思われます。

分解してフラットケーブルをねじったのが悪かったようで、断線したので補修してあります。切れたのは端のVCCで、これが切れるとジージーと鳴りっぱなしになりイベントが上がりっぱなしになります。

あとまったく反応しないところがあり、センサーのピンをハンダを補修したら直りました。このまま接続してUSBにつないでホイルをピンセットなどで持って磁気センサーに近づけるとカチカチいえば、ちゃんとセンサーが認識できています。

組み立てる時は完全に戻す前に、ボールを回してホイルがちゃんと回ってるかを目視で確認するのが良いです。

MightM.png

マイティーマウスはHardOffでいくつか手に入れて分解してみてるのですが、一つホイールの磁石が完全に無くなって軸だけになっているパーツがありました。分解した時に部品もなかったので、砕けてしまったのかもしれません。

PORTUSのLCD

31ピンのフラットケーブルが出ていた。携帯のLCDのコネクタは高密度こねくたで再利用が厳しい。コネクタを剥いだらこんなになっていた。接続本数が少ないからおそらくSPI接続だと思われる。

写真(2019-06-27 7.00).jpg

RTL8367RB

写真(2019-07-04 8.54).jpg

一番上が96ピンで、それより下の4ピンにパターンがあるが95と92はTPになってるだけなので、93,94のSMI(I2C)接続だった。このTP利用価値ないとおもうんだけどなんでパターン貼ったのかな?

Comcerto

JTAGパターンの表裏です。

Com_JTAG2.jpg

Com_JTAG1.jpg

PIN JTAG TP 14Pin
A7 TRST 5 1
A8 TDO 6 5
B7 TCK 7 9
B8 TMS 8 7
C7 TDI 9 3

jtagscanがうまく動かなかったので、パターンを追ってみました。

まずプルアップされてないピンクのTP6がA8のTDOということがわかります。表でそれより右にパターンがあり緑で裏に出ているTP8はB8の可能性が考えられます。また裏面のパターンで出ているTP9は一番深いC7と考えられます。残りはTP5とTP7ですが、ここまで見ると順番ではないかと考えたところ、ピッタシカンカンでした。

bash-3.2$ ./jtag

UrJTAG 0.10 #1502
Copyright (C) 2002, 2003 ETC s.r.o.
Copyright (C) 2007, 2008, 2009 Kolja Waschk and the respective authors

UrJTAG is free software, covered by the GNU General Public License, and you are
welcome to change it and/or distribute copies of it under certain conditions.
There is absolutely no warranty for UrJTAG.

WARNING: UrJTAG may damage your hardware!
Type "quit" to exit, "help" for help.

jtag> cable ft2232
Connected to libftd2xx driver.
jtag> detect
IR length: 10
Chain length: 2
Device Id: 00000111101100110110010001011011 (0x0000000007B3645B)
  Unknown manufacturer!
Device Id: 00000111101100110110010001011011 (0x0000000007B3645B)
  Unknown manufacturer!
chain.c(149) Part 0 without active instruction
chain.c(200) Part 0 without active instruction
chain.c(149) Part 0 without active instruction
jtag> 

BCM4702 + BCM5325 + AC101

写真(2020-01-18 18.29).jpg

Pin Function BCM4702
5 MISO gpio4
6 MOSI gpio5
7 SCK gpio3
8 SS gpio2

写真(2020-01-18 18.26).jpg

Pin Function BCM4702
42 RST# gpio6

真ん中下の472

残りのGPIOはLEDとプッシュSWにつながってると思われます。

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