c1kでsysinstでインストールするとenable_rc_confがNOのままなので、調べてみました。
sysinstが入っているINSTALLのfsはreleaseのビルドで作られます。
まずソースはusr.sbin/sysinstにあります。
スクリプトではなくてcソースです。
util.cのenable_rc_conf()で書き換えてます。
enable_rc_confをgrepで探すとarch/evbarm/md.cのmd_cleanup_install()で呼んでます。なぜかアーキテクチャ毎なんですね。
ここでifndef DEBUGで囲まれていますが、何のためなんでしょうか?
md_cleanup_install()はinstall.cから呼び出されてます。
install.cには順次処理が書いてあって、通らないはずないんですけどね。。。
root_pw_setup();
#if CHECK_ENTROPY
do_add_entropy();
#endif
do_configmenu(&install);
sanity_check();
md_cleanup_install(&install);
hit_enter_to_continue(MSG_instcomplete, NULL);
sanity_check()でエラーが出ていました。
以前はちゃんとインストールできていたのですが。
無理やりenable_rc_conf=YESにして起動すると、今度はloginできない。pam関係の問題と思われます。
Login incorrect or refused on this terminal.
同じfsでc2kでは問題なくインストールできるのでarmv6固有の問題なのかな。
ユーザーランドをarmv6で作っていたのですが、VFP無しの1136なc1kで正常に動かなくなったのが原因のようです。しかたがないのでarmv5でユーザーランドを作り直したら、問題が解消しました。
fsの方のバイナリではなくsetsのbaseに含まれるファイルが原因かもしれません。
c2kでearmv7hfで作ったreleaseを使ったINSTALLを実行するとなぜか落ちます。