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Z80のリアル&エミュレーション

Last updated at Posted at 2022-07-14

ラッピングで作ったZ80ボード(SBC)cpm8266で同じプログラムを実行してみました。

両方ともMac OS X(El Capitan)のcuコマンドでオペレーションしています。SBCの方はFT2232直結でcpm8266はBluetooth接続です。

スクリーンショット 2022-07-14 18.57.36.png

動かすコードはこれです。

ファイルの拡張子がtxtなのはいつも使っているMacではなくてWin7の秀丸で打ち込んだためです。

アセンブラはzmacld80を使っています。

SBCは0x8000からの後半32KがRAMで、0x8000のアドレスでリンクします。モニターにEfexMonを使っていて、これのLコマンドでIntel Hexを読み込ませます。

cuのコマンドモードに入るにはリターンキーを押したあとにチルダ(~)を入力します。ちょっとタイミングが難しいかもしれません。

EfexMon By M.PEKER v1.0b
Press H for help

Ready.

Hex Loading...~+ cat TEST1_SBC.hex
loaded adress:$8000

C:\>

C:\>G-$8000 1.2345678D 02

CP/Mではコマンドは0x100から始まるので、このアドレスでリンクします。

Z80_MEM.png

cpm8266ではMac側で下記のxmodemコマンド(xs)を使いファイル転送します。

xmodemのオープンソースはいくつかありますが、cpm8266のコマンドと相性が悪く使えなかったので、自分で作りました。今回色々整理していて、久しぶりに手を入れて標準入力での処理を追加してcuのコマンドモードから使える様にしました。

cpm8266 - Z80 Emulator and CP/M 2.2 system version 0.4


62K CP/M v2.2 [cpm8266 v0.4 - SmallRoomLabs]

a>f:
f>a:xr test1.hex
CP/M XR - Xmodem receive v0.1 / SmallRoomLabs 2017
~+ ./xs TEST1.hex

File TEST1.HEX received successfully

f>
f>a:load test1

FIRST ADDRESS 0100
LAST  ADDRESS 11FE
BYTES READ    10FF
RECORDS WRITTEN 22


f>test1
 1.2345678D 02

SBCは4MHzのZ80でcpm8266の方が早いような気がします。

マイコンは1980年くらいからやっていて、当時CP/Mは高嶺の花で、あったらすごいことができそうな気がしたのですが、できることは同じでした。

80年代前半にはワンボードコンピュータのEX-80とPC-8001を持っていて、これをつないでなんかできないかなと考えていました。コンピューターとコンピュータをつなぐ事がライフワークになってる気がします。

Z80はこのSBCやESP以外にもPC-8001やPLUS80があります。

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