armbm-mrubyのRT1310のターゲットはWZR2-G300NとMZK-W04Nの二種類です。
この二つは微妙に違っています。
メモリは16MでFlash 4M(CFI)は共通です。
I2C,SPIは両方とも使われていないようです。
シリアルは両方とも出てますが、WZR2はVCC,GND,TX,RXですがMZKはVCC,RX,GND,TXです。
Ethernet SwitchがWZR2はIP175CでMZKがRTL8305SCです。
WIFIチップはWZR2はオンボードですが、MZKはmini PCIカードです。
u-bootはWZR2は64KですがMZKは128Kです。
imageの圧縮のサポートも違うようです。
u-bootのtftpbootはWZR2はクライアントでMZKはサーバーです。
u-bootで使えるネットワークは両方ともLAN側です。
WZR2は普通のu-boot imageですが、MZKは先頭に20バイトのなんらかの情報が追加されてます。
u-bootの環境変数はWZRはu-bootの直後にありますが、MZKはFlashの最後にあります。
MAC0がWZR2はLAN側ですがMZKはWAN側です。
JTAGはWZR2は20pinのピンヘッダーがありますが、MZKはパッドだけです。
WZR2はRT1310.mkでMZKはRT1310_MZK.mkにしました。
RT1310ではFreeBSDやNetBSDも動かしたのですが、メモリが少なかったり、USBが無かったりするので、mrubyで使うことにしました。
MZKは10年以上前に普通に使うためにヨドバシカメラで買ってきたもので、WZR2はハードオフで324円などで購入したものです。