FreeBSDは13Rからソース管理をgitに移行しましたが、12.2はsvnで管理されています。gitはハッシュベースでの管理ですがsvnはレビジョンでの管理になります。現在スケジュールにのってる12.3Rもsvn管理になると思われますが、これが最後になるでしょう。
13Rでいろいろデバイスが消されたり、mipsがclangになって動かなくなったりしているので、12Rは結構重要です。
freebsd-updateで最新の状態にした場合は下記のソースが利用されています。
このソースはgitにもミラーされていて、ここにもあります。
と思ったのですが、実際はgitがマスターでsvnにコピーしているようです。
githubにもミラーがあります。
svnの使い方は忘れてしまったので、gitで本家からこれで取得できます。
% git clone -b releng/12.2 --depth 1 https://git.freebsd.org/src.git src
パッチが出たときはgit pullすればその時点のソースを引き出せます。
実際インストールされているFreeBSDのバージョンはfreebsd-versionコマンドで確認できます。
パッチについての説明はここにありますが、まとまってないのでわかりにくいです。
インストールされたホストからレビジョンを確認する方法はないのかな?
FreeBSD/mipsは結局14Rで消されることになりました。13Rでclangになって起動できなくなっていたので、まともに使えるのは12-STABLEまでです。
ZRouterでfreebsd-srcをforkして自前の修正を入れたyamoriu813_modifyというブランチを作っています。本家の差分は以下で取り入れてます。
% git pull https://github.com/freebsd/freebsd-src.git stable/12