PC-9801FA2にSound Blaster 16(CT3720)が入っていてCD-ROMドライブ(CDG-MX2)があり使えるようにしてみました。接続ケーブルは37ピンで内部でIDEの40ピンに変換されています。
ドライバはCreative MediaサイトにSBCD98.EXEとしてありました。
もちろんPC-9801からインターネットへのアクセスはできませんので、ファイルは一旦Windows 7でダウンロードします。
Windows 7でダウンロードしたファイルをRLoginの「SFTPファイルの転送」機能でFreeBSDのホストにコピーしてXMODEMでPC-9801のフロッピーに転送しました。
フロッピーが内蔵のPCはもうありません。USBタイプのフロッピードライブはいくつかあるのですが、今は手元にはありません。
フロッピーは「SB16 CDROM」というボリュームラベルにしておく必要があります。SB16とCDROMの間にスペースが必要なので注意が必要です。
SBCD98.EXEは自己解凍ファイルなので実行して解凍しておきます。
A>DIR B:
ドライブ B: のディスクのボリュームラベルは SB16 CDROM
ディレクトリは B:\
LOCKCD EXE 8460 93-10-23 1:00
DISK ID 77 94-03-01 1:20
INSTALL EXE 59548 94-03-08 1:20
CTCCW DLL 53488 94-01-26 3:10
MSCDEX EXE 25361 93-09-30 6:20
QCD BAT 32 93-10-23 1:00
QCD EXE 69040 93-10-23 1:00
README COM 2637 93-10-23 1:00
README TXT 2575 97-02-21 11:04
SBCD SYS 14048 94-02-25 4:17
SETUPCD EXE 38914 93-10-23 1:00
TESTCD EXE 33404 93-10-23 1:00
UNLOCKCD EXE 8460 93-10-23 1:00
13 個のファイルがあります.
925696 バイトが使用可能です.
C-BUSのボードのディップスイッチ(赤)のデフォルトは1,2,3だけがONで20D2hになります。
インストールサイズは350Kくらいで、フロッピーにもインストールできます。
Bドライブにシステム(MS-DOS 5.0)入りのディスクを用意して
A>INSTALL B:
を実行するとBドライブのディスクにファイルがコピーされてドライバーが組み込まれます。
A>DIR B:
ドライブ B: のディスクのボリュームラベルはありません.
ディレクトリは B:\
COMMAND COM 48416 91-11-18 0:00
SB16 <DIR> 21-02-17 10:30
AUTOEXEC BAT 40 21-02-17 11:24
CONFIG SYS 47 21-02-17 11:27
4 個のファイルがあります.
826368 バイトが使用可能です.
このディスクで起動するとDドライブでCD-ROM(ISO9660)が読めます。
インストーラーが設定する内容は以下のようになります。
DEVICE=A:\SB16\DRV\SBCD.SYS /D:MSCD001 /P:D2
A:\SB16\DRV\MSCDEX /V /D:MSCD001 /M:15
CD-RWは読めませんでした。CD-Rもときどき読めない事があります。古いものなので仕方ありませんね。