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EPM7032開発準備編

Last updated at Posted at 2021-10-20

日立のCSチューナをばらしてヒートガンで剥がしたEPM7032をいじってみるために環境を用意します。

EPM7032はIntelに買収されたAlteraが90年代後半から作っていたCLDPでその中でも最も小規模なものになります。MAXとも呼ばれていたようです。Alteraは同じ時期に規模の大きいFPGAはFLEXというシリーズで出していました。

Alteraの開発環境はQuartusとよばれていて、現在はIntelのサイトからダウンロードできます。

最新のFree版のLiteをダウンロードしてWindows 7にインストールしたところ、3時間くらいかかって最後に固まってしまいました。とりあえずインストーラを強制終了させて、アプリを起動したところMAXのサポートがないことに気がつきました。

サイトからMAXのサポートのある13.1をダウンロードしてインストールしてみたところ、5V系のMAX7000はサポートされていませんでした。

三度目の正直で13.0sp1をインストールしたところEPM7032が出てきました。

今手元にUSB-Blasterもどきがないので、続きはこれを持って来てからになります。

とりえあず手元にあるFT2232でどうにかできないか調べている。

image.png

image.png

Func Pin FT
TCK 32 AD0
TDO 38 AD2
TMS 13 AD3
TDI 7 AD1
VCC 15,23,35
GND 10,22,30

このチップはJTAGで焼けるのだが、JTAGのPinをIOにアサインしてしまうとJTAGが使えなくなり、OE1に高電圧(12V)をかける必要があるという情報もあった。

どうも最初のMAX7000の書き込みはJTAGではなくて専用の機器で書き込みしていたようで、どうもダメそうだ。

いろいろ調べてみるとMAX7000の初期の開発環境はQuartusではなくてMAX + PLUS IIというものだったようだ。この中にプログラマがあったようだ。

MAX + PLUS IIがサポートしているプログラマはパラレルのByteBlasterとシリアルのBitBlasterなどがあった。

これらのプログラマはJTAGのほかにパッシブシリアル(PS)方式にも対応していて、JTAGがサポートされる以前はPSだったようです。

image.png

image.png

HDLさんがFTDIでのパッシブシリアル書き込みソフトを公開されていました。

Quartusの13.0sp1は初期のEPM7032はサポートしていないし、MAX + PLUS IIはダウンロードできなくなっているので、やっぱダメみたい。

MAX + PLUS IIのバイナリがあったとしてもライセンスが切れていて、発行もできないので、もはや使うことはできないと思います。

後から気がついたのですが、電脳伝説さんも5年位前に調べていました。

いろいろ調べてでてきた情報源は以下がありました。

フロリダ大学でもUF-3701という似たようなボードを作っていたようです。2010年にEPM7064のボードを作っていて、その後は別のMAXを使っていたようです。

中日電工さんにもページがあるようです。

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