はじめに
JDLA Deep Learning for ENGINEER 2024#1に合格することができたので振り返りたいと思います。正直、途中で結構挫折してしまったりしたので、いろんな後悔があります。。。
そもそもE資格とは何なのか?
E資格は、日本ディープラーニング協会(JDLA)が主催しているAIの資格です。
AIの資格だと「G検定」「E資格」の2つが有名なんですが、この2つのうちの難しいほうがE資格です。ちなみに、トヨタ・Gooleなどの名だたる企業が監修・協賛してるらしいです!
試験範囲はどんな感じかというと、応用数学・機械学習・深層学習・開発環境の4分野から出題されます。とにかくディープラーニングの理論的なところを問うてくる感じなので、暗記は少なかった印象。
この資格の勉強をすれば、AIの知識が体系的に身に着けられるので、個人的にはかなりおすすめの資格だと思ってます!!
認定プログラムについて
このE資格なんですが、1つだけ「ここはイケてないな・・・」と思う部分がありまして、それが受験資格になります。
JDLAが指定した認定プログラムを受講しないと、受験ができません。で、、、認定プログラムはいろいろ種類があるんですが、どれも結構高いです・・・・。
20万とか50万とかするのもあります。
ただ、よく探してみると格安の認定プログラムもあるんですよ!!
それがラビットチャレンジ です。
入会金を2万円くらい払えば、あとは月額3300円くらいで受講できます。
しかし、これが地獄の始まりでした。。。。
地獄のラビットチャレンジ
結論から言います。ラビットチャレンジは認定プログラムの中では激ムズです。これ作った奴は鬼です。大学とかで、なかなか単位くれない鬼みたいな教授っていますよね?そういう人が運営してるんだと思います。なかなか受験資格くれないです。。。
(一応言っておくと、自分はラビットチャレンジを批判してるわけではありません。 これに頑張って取り組めばE資格に受かる実力はつくと思います。)
ラビットチャレンジは以下のような流れで進んでいきます。
以下の図からもわかる通り、各ステージでテストがあるんですが、これが鬼みたいに難しいんですよ。まずスタートテストから難しいです。
ちなみに自分は、なんとかStage3までたどり着いたんですが、どうしてもStage3の認定テストがクリアできず挫折してしまい、そのままAIの勉強を1年くらいストップしました・・・
結局、ラビットチャレンジをあきらめる・・・
1年くらいAIから逃げた後、「やっぱりE資格ほしいなぁ・・・」と思い、ふたたびE資格の勉強を開始しました(2023年10月)。ラビットチャレンジだと受験資格を得られる気がしなかったので、今度は別の認定プログラム(AI研のE資格講座)で受験資格を得ることにしました。 費用は7、8万円くらいかかった気がします。
AI研のE資格講座だと、動画を見るだけで簡単に受験資格を得ることができました。
正直、拍子抜けしました笑
「格安プログラムのラビットチャレンジだとあんなにGETするのが難しかったE資格の受験資格が、こんなに簡単にもらえるとは・・・。世の中やっぱ金なのか・・・」と思いましたね。
E資格の本試験に向けた勉強
自分はAI研のE資格講座を終えた時点では全く合格レベルに達してなかったので、「黒本」とか「ゼロつく」をやりましたね。
受験した感想・受験結果
自分は2024/2/18に受験しました。「7割くらいはできたかな・・・」という感触でした。
JDLAから送られてきた合否結果連絡のメールに分野別の得点率が書いてあったのですが、以下のような感じでした。感触通りですね。
応用数学:57 %
機械学習:67 %
深層学習:57 %
開発環境:86 %
これから受験する人に伝えたいこと
・認定プログラムは慎重に選んだほうがいいです!
これの選び方によって、「挫折率」が大幅に変わってきます。
・いきなりE資格を受けるのはやめておいたほうがいいかも!
上に書き忘れたのですが、自分はE資格を受験する前に以下の資格を取得してます。挫折しないために、「細かく目標を設定して、達成感を感じやすくする」のが大事だと思いました。
・G検定
・AI実装検定 A級
・Python 3 エンジニア認定基礎試験
・Python 3 エンジニア認定データ分析試験
・E資格に合格したら、Fujitsu Certified Master AIも貰っておこう
E資格を取得した後に富士通のサイトで認定申請をすると、Fujitsu Certified Master AI という富士通の資格も貰えるらしいです。E資格よりも名前がカッコいいので、もらえるものは貰っておこう。