最近はReactとReact Nativeで掲示板サイトとそのクライアントアプリを作っています。
そろそろテスト駆動開発にしたいと思ったので、テストについて調べたことをまとめます。
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参考にした本やサイトは一番下の「参考資料」にまとめてあります。
Reactにおけるテスト
Jestを使おう
JavaScriptでユニットテストを行うには、テストランナー（テストファイルの実行処理を行う）、アサーションライブラリ（expectなどの関数を提供する）、モックライブラリ（特定のモジュールや関数の振る舞いを偽装する）を用意する必要があるが、Jestにはこれらがまとめて入っているのでJestさえインストールすればいい。
create-react-appでJestを使ってみる
実はJestはcreate-react-appに標準搭載されているので、この方法でプロジェクトを作成した場合、最初からJestが使えます。Reactコンポーネントを簡単にテストするためにenzyme（誰か読み方教えて）も入れます。
create-react-app jest-practice
cd jest-practice
npm install --save-dev enzyme enzyme-adapter-react-16
enzymeのセットアップファイルを下記のように用意します。（srcディレクトリの下にsetupTests.jsを作成する）
jest-practice\src\setupTests.js
import { configure } from 'enzyme'
import Adapter from 'enzyme-adapter-react-16'
configure({ adapter: new Adapter() })
ここまでで準備は完了です。次は実際のテストコードを書いていきます。
create-react-appが用意したApp.jsのテストコードが既にあるのでこれを書き換えます。
jest-practice\src\App.test.js
import React from 'react'
import { shallow } from 'enzyme'
import App from '../src/App'
test('Welcome to Reactという文字列がある', () => {
const wrapper = shallow(<App />)
expect(wrapper.text()).toContain('Welcome to React')
})
上のコードでAppコンポーネントが描画されたときに「Welcome to React」という文字列が含まれているかテストすることができます。