#この投稿は?
筆者の体験を元に記すSIer脱出物語です。
なお、筆者はいわゆる五大SIer出身ではありませんし、なんなら中小企業出身です。
しかも経歴の半分以上がSESになります。すまんな。
#簡単な職歴
中小企業に新卒入社。
累計5年間SES事業に従事。大手SIerの下での業務経験あり。
累計2年間自社製品開発に従事。オフショアを用いたPM経験あり。
現在は転職してiPaaSを開発中です。
#現場のExcelワーク
Excel大正義。Excel使うやつは大体トモダチ。
WBSも、設計書も、要件定義資料もExcel。数式は一子相伝。
SIerのWBSはすごいんだ。ボタン押すだけでアクティビティが追加できるぞ。
予実を入力するとアラ不思議! 工数の消化率や見込残工数まで出してくれちゃう!
あるボタンを押せばアラ不思議!
要員ごとの稼働状況が一目で分かるサマリーシートの完成さ!
#なんで脱出したの?
2019/06に前述の中小企業を脱出しました。
理由はおちんぎんが3年間上がらなかったからですね。
二人目の子どもも考えてるのにこのままではアカンかった。
詳しくは拙noteをご覧ください。
#SIerに悪いところなんて!!!
まあ、あるでしょうね。
#SIer脱出してよかったのか?
よかったですよ。前述の通りSIerとも言えない中小企業でしたけども。
改革を推し進めてはいましたが、依然としてSESが売上の主軸(6割)でした。
上のポジションとなっても、現場バラバラのプロパの統括、および各現場へのBP(Business Partner、いわゆる協力会社、いわゆる下請け)投入・管理が主な仕事。プロパはだいたい原価割れするので、BP投入の利ざやで稼ぐスタイルでした。請負受注やシステムインテグレーションの仕事の割合を増やそうとしてましたけどね。待てませんでした。
下請けも経験した。自社開発も経験した。次の景色が見たくなりました。
#あいとゆうきのおとぎばなし
この記事は生きとし生ける全ての働く人たちに捧げます。
限りある生を、実りある時間に。
あいとゆうきのおとぎばなしの元ネタ