#はじめに
###Ruby on Railsとは
Ruby on Railsというのは、Rubyの代表的なフレームワークです。
###フレームワークって何?
フレームワークとは、Webアプリケーションを簡単に開発できるようにする骨組みのことです。
フレームワークはよくカレーのルーに例えられます。
例えばカレーを作るとき、スパイスを一から揃えて作るとなると大変ですよね。
そんな時カレールーを使えば、そこに好きな具材を入れるだけで時間もかけずにスムーズにカレーを作ることが出来ます。
Railsは、最善の開発方法というものを1つに定めるという、判断に基いて設計されています。
最善の開発方法の支援に特化することで開発の生産性を飛躍的に向上させています。
#Ruby on Railsの特徴
###MVCアーキテクチャ
MVCとはそれぞれModel、View、Controllerの略です。
railsではWebシステムの機能をこの3つに分類して開発を進めていくスタイルを取っています。
・Modelはデータベースなど、永続化されたデータとビジネスロジックの処理
・Viewはユーザが操作する画面の入出力や描画
・Controllerは、ViewとModelの仲介をして、全体の制御
このように役割分担することで、どこに何を書けば良いのかが明確になり、効率よく開発ができるようになります。
[引用元:Ruby on Rails チュートリアル 図 1.14: Model-View-Controller (MVC) アーキテクチャの概念図]
###DRY:Don't Repeat Yourself(同じことを繰り返すべからず)
すべての知識はシステム内において、単一、かつ明確な、そして信頼できる表現になっていなければならない。
同じような処理が複数あった場合、修正するのが面倒になったり、可読性が下がるなどの弊害を招きやすくなります。
「DRYの原則」を守ることで、プログラムの可読性・保守性が高くなります。
###CoC:Convention over Configuration(設定より規約)
Ruby on Railsにはファイル名の規約やテーブル定義の規約など様々な規約があります。
あらかじめ用意された規約に従ってアプリケーションを開発することで、ソースコードの記述量を少なくすることができ、見やすいソースコードになります。
決まった規約に従うことで、自分で設定する必要がなくなり、効率よくアプリケーションを開発できます。
引用元:Railsガイド
https://railsguides.jp/getting_started.html