サラリーマンプログラマが株で資産を増やした時に(難解な)確定申告する手順(その入り口まで)
給料だけではなにかと家計が苦しいから、週末は株式投資で資産運用をして、息子の塾代をなんとか捻出して食いつないでいるサラリーマンプログラマなんだけど、確定申告のやりかたを毎年やっているのに忘れてしまって、んーむ、どこに行けば(株で儲けた分を)申告できるの??わかんねー!!俺ってアホなのか??って毎年思うけど、毎年忘れるんだよね、、、ばっくれたいわけじゃないんです。きちんと申告したいんです!!ですけど難しすぎます。なんとかしてください!!って叫んでも、ひとりの思いが国に届くほど国税庁も暇じゃないんだろーなぁ。しゃーないから、未来の自分の為にメモる。そんなエントリ。
果たして、誰かの役に立てるのか??!!いや、ないな。、、、おい。まぁ、未来の自分の為ってことでいっか。
まぁ、相変わらずUIはひどいんだけどね。ぎりぎりなんとかなるレベルなので、みんなもがんばれ!
ってか、こういうところで国民の時間や労力を奪ってはいけないと思うのです>国税庁どの
あー、ちなみに、株は、ほぼ全員におすすめなので、「給料が安い」と嘆く貴兄はぜひチャレンジしてください。損をしても自己責任ですけどね。おすすめはします。
(少し脱線するけど、「株で損する」ってことは「この社会がしっかり見えていない」「ビジネスなどの流れが把握できていない」ってこととほぼイコールなので、(株以外の)社会勉強からやり直した方がよいと思っています。悪しからず。)
0, 事前準備
サラリーマンな方は、年末に「あなたのサラリーマンとしての年収はこんだけだったので、税金もこんだけはらってまっせー」ってな紙がサラリーをもらっている会社からもらえる。それは小さな紙っぺらなんだけど、これが無いと、確定申告できないので要注意。
無くしちゃった!!ってひとは、会社の偉い人に言って再発行してもらいましょう。(その行いが査定に響くかどうかはここでは問わないことにする。)
(個人事業主な方は、ここでは対象にしていないので、そっとページを閉じてください。青色申告になると思うよ。がんばってねー。)
・特定口座年間取引報告書
証券会社から、年始に送られてくる紙。ぶっちゃけ「昨年一年間に株でどれだけ儲けたのか」が書いてある紙。あなたが株でどれだけ儲けたのか、もしくは損したのか、が書いてある成績表みたいなもん。
フォーマットは固定ではなく証券会社によって異なると思う。各自、証券会社のページから検索してください。
もしかしたら「特定口座(源泉徴収なし)」の人にしか送られてこないのかもしれない。「特定口座(源泉徴収あり)」のひとは、証券会社さんが代わりに税金を納めてくれているはずなので確定申告すら不要ですしね。確定申告がどうしても苦手ってなひとは「特定口座(源泉徴収あり)」にすれば、以下の全ては読まなくてすみます。きっと多くの人はそっちを選んでいるんだろうなぁ、、、、なんでおいらはこっちにしたんだっけ??遠い昔のことなので忘れてしまった。
確定申告には、この2つの紙が必要。
この2枚がそろったら、いよいよ確定申告ができる。あー、最後に、マイナンバー
とか入力を求められる。それから、引き落としの(税金を徴収する)銀行口座
も聞かれるから、それらも手元に用意しておくとよい。さらに、毎年申告している人は、税務署から「確定申告のお知らせ」という葉書
が来ているかと思われます。この葉書に書かれている整理番号とやらを入力する欄があったかも。
(しかし、マイナンバーってなんの役に立つんですかね。管理しなきゃいけない情報とか、手順が増えただけにしか見えないじゃないですか。)
1, 「確定申告」とかでぐぐる
「確定申告」とかで、ググれば、国税庁のページが出てくるので、この辺りからスタートする。
「>確定申告の作成はこちら」
をクリック
来年も、再来年も、全く同じだとは思わないので、このあたりはアバウトに記載しています。
2, 「作成開始>」をクリック
左の「作成開始>」
をクリック
作成途中で保存した場合は、ここの右から再開すればいいらしい(たぶん)。
3, 「印刷して提出」をクリック
右の「印刷して提出」
をクリック
さて、最初の関門。「e-Tax」とはなにか??? 確定申告の時のみ聞く単語である。
何度か調べてみたけど、なにが、どんなふうになるのか? どのくらいラクなのか? まったく理解できなかった。ひとは理解できないもを使ってみようとは思わないのだ。(おい)
まぁ、毎年、紙で郵送しているけど、特に面倒でもないので、しばらくは「印刷」でいいと思う。ってか、「PDFで送る」ってのがあればそれで済むような気がしないでもないのですがね、、、、紙を減らすとか、働き方改革とか言ってるのはどなたでしたっけ?>国税庁どの
(しかし、e-Tax ってシステム。想像するに、結構な金額をつぎ込んで作られたように感じるのですが、その金額に見合うパフォーマンスを出しているのでしょうか、、、システム開発をしてユーザーさんに喜んでもらってご飯を食べている身分としては、どうも気になってしまいます。)
4, 「利用規約に同意して次へ」をクリック
ページの右下。「利用規約に同意して次へ」
をクリック
お約束のやつですね。「同意したのだから、クレームは言わせない」って。
(実は利用規約を読まなくてもクリックできる。「動作や結果を保証しない」とか書いてあるのだろうか、、、、先は長いので、ここでは泣く泣く割愛。おい。)
5, 一番左の赤い「所得税」をクリック
一番左の赤い「所得税」
をクリック
さてさて、さっそくの「中ボス」です。
「所得税」、「決算書」、「消費税」、「贈与税」の四択。
この中に「株」や「譲渡」という言葉は見つかりません。副業っぽいから決算書?と思って押してみても、それっぽい入力には行き着かない。なので、左から順番に試してみる。(ってか、株の譲渡も所得なので所得税が正解なんですけどね。)
6, 右の緑の「左のボタン選択がお分かりにならない方」の「作成開始」をクリック
右の緑の「左のボタン選択がお分かりにならない方」の「作成開始」
をクリック
なかなか手強い中ボスです。そもそもUIとして、長ったらしい文章を読ませている時点で如何なものかと。しかも、細かく読めば読むほどよくわからなくなるという手強さ。どれなのさ??
ってか、「わからないやつはここを押せ」ってなUIもどうかと思いますけど。
真ん中の赤「左記以外の所得がある方」でも、よいと思います(たぶん正解)。ただ、やはり「株」という文字は見当たりません。でも、「配当」とか、「譲渡」とかは書いてある。うーん。ここが三択になっている理由がよくわからないし、しかも真ん中の選択は不要なんじゃない??
7, ページ右下の「次へ」をクリック
ページの右下「次へ」
をクリック
このページ、、、、必要なの???(結構な謎)
不要な情報を大量に与えて、思考回路を鈍化させる作戦に思えてくる。エネルギーと時間が奪われていく。
8, 「・株式の譲渡(「特定口座年間取引報告書」などがある)について申告する」にチェック。
・株式の譲渡(「特定口座年間取引報告書」などがある)について申告する。
にチェック。
きたーーーーー!!
おめでとう!!!
あー、やっっっっっっと入り口に到達!!!!(ここからが長いんだけどね。)
ここに到達するまでの苦労に比べれば、ここから先は単なる作業なので、、、、がんばれ!!>おれ
ってか、ここにたどり着くのに、どれだけ迷わせるんじゃい!!!>国税庁
ここまでくれば勝ったも同然。あとは聞かれる情報を入力して、所得税を追加で払えって言われて、「社会のためじゃぁ!なんぼでもはらったるわー!」って言いながら、印刷して郵送すれば終わりですー。(たぶんね)
まとめ
特に書くことも無いのですが、サラリーマンプログラマで、株の売買で資産運用をしていて、しかも特定口座で源泉徴収なしを選んでいるひとって、どのくらいいるのでしょうね。完全に未知数。推測不能。
にしても、ひどいUIですよね。なにが問題なのでしょうか?
とにかく情報が多すぎで、前進している感覚が、まったく得られず、ひたすらわからない単語を理解しようと読んでみるがわからない単語がでてきて、、、末尾再帰。
そもそも、入力するデータが多すぎるし、バリエーションが多岐に渡りすぎだし、快適さなんて求めていないってのもあるかもしれないですね。
この記事を書いて得た一番の収穫は、「特定口座の源泉徴収あり」に変更すればこのページの情報は全て不要なんじゃないか? ということに気が付いたこと、、、、でしょうか。気が向いたら、そうします。これから証券口座を作る人も、そうするといいと思うよ。では。
みなさまの快適なプログラミングライフの一助になれば幸いです。(プログラミングとは無関係な記事ですけど)