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【基本情報】セキュリティについて

Last updated at Posted at 2024-12-01

情報セキュリティの七要素

  • 機密性
    許可された人だけが情報にアクセスできるようにする。

  • 完全性
    情報が置き換えられたりすることなく、完全な状態を保っていること。

  • 可用性
    利用者が、必要な時に必要な情報資産を利用できるようにすること。

  • 真正性
    エンティティは、それが主張するとおりのものであるという特性。

  • 責任追跡性
    いつ、だれが、何をしたのかを特定・追跡できる特性。

  • 否認防止
    主張された事象又は処置の発生、およびそれらを引き起こしたエンティティを証明する能力。

  • 信頼性
    意図する行動と結果とが一貫しているという特性。

セキュリティリスクへの対応

  • リスクコントロール
    「損失の発生を防止する、もしくは発生した損失の拡大を防止する」もの。

  • リスクファイナンシング
    「損失を補填するための財務的な備えを講ずる」もの。

不正のトライアングル

  • 機会
    不正行為の実行を可能または容易にする環境が存在すること。

  • 動機・プレッシャー
    ノルマによるプレッシャーなど不正を働く動機があること。

  • 姿勢・正当化
    不正行為を自身で正当化させ得る自分勝手な心理状態にあること。

ユーザーの認証方法

  • バイオメトリクス認証
    指紋や声紋など身体的特徴を使って個人を識別する認証方法。

  • ワンタイムパスワード
    一度限り有効という、使い捨てのパスワードを用いる認証方法。
    トークンと呼ばれるワンタイムパスワード生成器を使う形が一般的である。

  • コールバック
    一旦アクセスした後で回線を切り、逆にサーバー側からコールバックさせることでアクセス権を確認する認証方法。

様々な不正アクセスの手法

  • パスワードリスト攻撃
    どこからか入手したID・パスワードを用いて、他のサイトへのログインを試みること。

  • ブルートフォース攻撃
    特定のIDに対し、パスワードとして使える文字の組み合わせを片っ端から全て試す手法。

  • リバースブルートフォース攻撃
    パスワードを固定において、IDとして使える文字の組み合わせを片っ端から試す手法。

  • レインボー攻撃
    ハッシュ値から元のパスワード文字列を解析する手法。

  • SQLインジェクション
    悪意のある問い合わせや操作を行うSQL文を埋め込み、データベースのデータを不正に取得したり、改ざんしたりする手法。

  • DNSキャッシュポイズニング
    DNSのキャッシュ機能を悪用して、一時的に偽のドメイン情報を覚えさせることで、偽造Webサイトへと誘導する手法。

  • DoS攻撃
    -電子メールたWebリクエストなどを、大量にサーバーに送り付けることでネットワーク上のサービスを提供不能にする手法。

  • DDoS攻撃
    -複数のコンピュータから一斉に電子メールやWebリクエストなどを、大量にサーバーに送り付けることでネットワーク上のサービスを提供不能にする手法。

  • フィッシング
    偽装Webサイトに利用者を誘導し、暗証番号をはじめとする個人情報を不正に取得しようとする手法。

  • ルートキット
    不正アクセスに成功したコンピュータに潜伏し、攻撃者がそのコンピュータをリモート制御できるようにするソフトウェアの集合体のこと。

  • ルートキット
    侵入者やマルフェアの挙動を監視するために、意図的に脆弱性を持たせた機器をネットワーク上に公開し、おとりとして用いる手法のこと。

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