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mmfewshotについてのまとめ

Last updated at Posted at 2024-06-07

mmfewshotについてまとめられている日本語記事がなかったため、備忘録代わりにまとめておく。

few shot learningとは

はじめにFew-shot learning (FSL)とは何かについて軽く説明する。
特徴は以下のような点

  • 少数のサンプルから新しいタスクを学習する機械学習のアプローチ
  • 事前知識(大規模なデータセットによる学習済みモデルなど)を活用して、新しいタスクに適応する
  • 画像分類や物体検出などのタスクに利用される

簡単に言えばファインチューニングなどのこと。

mmfewshotとは

mmfewshotとはOpenMMLab が提供する few-shot learning (FSL) のためのツールボックス。PyTorch をベースにしており、FSL 研究の促進を目的としている。

主な特徴

  • 複数FSLタスクのサポート: 画像分類、物体検出などの複数のFSLタスクに対応している
  • ベンチマーク: FSLの標準的なベンチマークを提供している
  • モジュール性: データセット、モデル、評価指標などがモジュール化されており、柔軟なカスタマイズが可能

用語

  • Training set (トレーニングセット): 各クラスに多数のサンプルを持つ十分に大きなデータセットで、ベースとなるモデルの学習に使用される
  • Support set (サポートセット): ラベル付き画像の少数のセットで、すべてのクラスがトレーニングセットには存在しない
  • Query set (クエリセット): 未ラベルの画像で予測対象の画像。サポートセットと同じクラスを共有する
  • N way K shot (NウェイKショット): サポートセットの設定で、サポートセットの画像にN個のクラスが含まれ、各クラスにK個のサンプルがあることを意味する
    • classification(分類タスク) サポートセットにはNxK個のサポート画像が含まれる
    • detection(検出タスク) サポートセットにはNxK個のサポートインスタンスが含まれる。画像の数はNxKより少なくなることがある

続く

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