使い勝手の向上だ!UI/UXだ!にはご注意を
最近あまりきかなくなってきたこのことば「UI/UX」。使いにくいアプリケーションは使われない。使われなかったら、作ってないのと一緒。
ということから、使いやすいアプリケーションを構築しましょう!というのは正しい方向です。
UI/UXというと表層の話になりがち
これが今回1番いいたいこと。すぐに、見た目の話になりがちなんですUI/UX。もちろん、見た目も大事。ただ、特にUXを考えた場合、見た目よりも大事なことがあります。
UXはイロイロ考えるコト多いが大事なのは「表層ではないUX」
UXはかなり広い言葉で、UX向上は奥が深いです。ここで全部を語らないですが、まずは、これだけ覚えてください。それが、
表層ではないUX
要は見た目重視に流されないようにするという考え方です。一旦、見た目を忘れる。特に初期段階において、きれいな見た目を作ってはいけません。というのも、ある程度完成されたきれいな見た目をつくってしまうと、みための細かい点の改善にいきがちで根本的なUXの改善になりません。
また、きれいな見た目=開発の進行具合、と勘違いする非技術者は少なくないです。
表層ではないUXの考え方
例えば、データベーススキーマ。導線、「カスタマージャーニー」なんていうコトバも使われますが、導線を考える上で、データの保存方法や場所は重要です。逆にいえば、イケてないスキーマ設計をしている場合、いくら表層で、がんばっても、使い勝手向上になりません。
実際、使い勝手向上しようとしていても、データの持ち方自体に根本的問題があり、表層をいくら改善しても、まったく、UX的に向上しないこともよくあります。