はじめに
Java Goldを取得したため、その備忘録を残しておきます。
私のスペックは以下です。
- 2023年4月入社(当時新卒2年目)
- 情報系大学院卒業
- 業務でJavaを使用中
- Java Silver合格済み(Java Goldの受験資格になっています)
業務でJavaを使っているため、Javaの知識の定着を兼ねて試験を受けてみるかという気持ちでした。Java Silverは2024年8月に取得しており、折角なのでJava Goldも受けてみようと思い立ちました。
勉強方法
2~3週間、50時間程度の勉強量だったかと思います。Java Silverで丁寧に勉強していれば、思ったよりスムーズに仕上げられると思います。
使用したのは、下記の本です。Java Silver/Goldでは定番とされている、通称「黒本」です。
以下の流れで勉強しました。
1~12章の学習(1回目)
下記の流れの学習を1~12章まで繰り返します。大体1日20問くらいで1週間ちょっとで終えました。
- 1章分問題を解く
- 正解・不正解に関わらず、問題の解説を読み、理解する
- 解説を読んでイメージ付かない場合は、サンプルコードを写経して動かし理解を深める
- 1~3が終わったら、次の章に入る前にその章の問題をもう1回解く
- 4でよく分からない/間違えた問題の解説を読む
1回目で問題を解く時点では、4割も正解できないことが多いです。
酷い時は17問中5問しか合っていないこともありました。そんなもんなので、気落ちせずどんどん進めましょう。
1~12章の仕上げ
13章の模擬問題に入る前に1~12章を仕上げます。3日くらいで終えました。
- 1~12章の問題をもう1週解き、よく分からない/間違えた問題の解説を読む
1~12章の問題をほぼ全問正解できれば、模擬問題に入ります。
模擬問題を解く
3日くらいでバーっと仕上げました。
- 13章を解く
- 正解・不正解に関わらず、問題の解説を読む
- 13章をもう1回全問題解き、よく分からない/間違えた問題の解説を読む
1回目で13章を解いた結果は、80問中55問正解でギリギリ合格ラインに乗っているような状態でした。1~12章を仕上げても意外と正解できないですが、あまり気にしなくて良いです。
上記手順で勉強を進め、最終的に黒本に掲載された問題は全て正解できるなという状態にして試験に臨みました。
試験を受けた感想
結果は、86%で合格でした💮
Java Silverの時よりも、黒本と同じ問題・類題が多く出た感触です。黒本の問題(特に13章の問題)を全て解ける状態になっていれば、問題なく合格できるのではないかなと思いました。
また、黒本内でも言及されているように、ストリームAPIとラムダ式に関する問題は非常に多かったです。モジュール・システムとセキュアコーディングも一定出題されます。
資格を取った感想
正直、Java Goldを取っても実業務にすぐ活用はできないと思います。
ただ、Java Silver、Goldの取得を通してJavaの文法や思想に慣れてきた感触があり、前よりもコードリーディングの負荷が減っている気がしていて、なんだかんだ取ってよかったなと思っています。
今後の展望
2024年の内にJava Goldを取るのが目標でしたが、想像以上にスムーズに取得できて嬉しいです。
「業務ではOracleを使用している」「10月にデータベーススペシャリストを受験し、DBの知識を強化したい」といった理由から、次はOracle Master DBAを取得するつもりです。
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追記:取得しました