1. 背景
現在業務でNuxt2→React(Next)への移行を進めています。
技術選定について何かヒントになるのではと以下の勉強会に参加させて頂きました。
こちらで登壇された@suthioさんの
「フロントエンドの技術的負債とその解消への道筋」のLTを試聴しましたのでその内容と考えたことをまとめます。
2. 技術的負債
2.1. 定義
効果的なソリューションではなく簡単なソリューションを選ぶことで生じる追加作業のコスト
2.2. 影響
- 本質的な価値を出しづらい
- エンジニアのモチベが低下
- 機能追加、修正の不確実性が上がり、工数見積もりがしづらい
3. 技術的負債の原因
- レガシーコード、古いフレームワーク
- 新しい技術、トレンドの遅れ
4. フロントエンドの歴史
Yahoo! JAPANトップで見るウェブデザインの歴史
ユーザニーズを汲み取り続ける必要があります。
技術的に求めらること、知識量が増加していっています。
現在はbetterだったものが5年後に負債化する可能性があります。
5. 技術的負債をどのように解消するか
5.1.日々技術的負債を解消し続ける為の体制を作る
例: 副業の方に技術的負債の解消を依頼する
5.2.どのトレンドに乗るかの意思決定をする
React,Vue でしたりの大きなライブラリは一度使うことになると簡単には捨てられないです。
数年は使えそうか見極めたり、使う必要が本当にあるのか検討することが大切です。
一方で zod等のライブラリは切り替えたり、捨てたりするのは容易だと思います。
5.3. トレンドに載る必要がないもの
例:社内管理画面なのにReactでSPAは必要なのか
6. LTを試聴して考えたこと
- 管理画面でNuxt2からReactに移行中ですのでSPAの必要性があるのかを再検討したいです
- 移行プロジェクトとセットで技術的負債を解消し続ける為の仕組みを考えることが大切だなと思いました