『レコメンド』がノイズになる?
最近はなんでもかんでもパーソナライズ化が進んでます。
たとえば、ネットで買い物をしていると、「この商品を見た人は以下の商品も見ています」と、関連商品が表示されたり。
Googleで調べものをしようとしたら検索窓の下に気になる記事が表示されたり。
テクノロジーはどんどん進化し、高性能なアルゴリズムによって、それぞれの趣味嗜好にあわせたものが表示されるようになってきています。
でも、時折そういったものに、うんざりするときありませんか?
目的があって画面を開いたはずなのに、端に表示されてる魅力的なコンテンツについ指が伸びてしまって、「あれ、自分は何は何しようとしてたんだっけ?」みたいな。
「デジタルデトックス」、「SNS疲れ」なんて言葉がありますが、たまには技術の進化に逆らって、あえて不便にした方がいいときもあるのではないでしょうか。
そんなわけで今回は、色んなWebサービスの、レコメンド機能やパーソナライズ設定をオフにする方法を紹介します。
シークレットモード
もっとも気軽にパーソナライズされた表示から逃れられるのが、シークレットモードです。
Googleでは、主に閲覧履歴に基づいてパーソナライズされるようになっていますが、シークレットモードは履歴が残らないので、常にニュートラルな状態でブラウジングすることができます。
マイアクティビティ
※上記リンクから参照
❝Google マップや Google 検索などの Google サービスにおいて、検索の高速化、おすすめ機能の精度向上、カスタマイズの充実を図るため、Google のサイトやアプリでのアクティビティを保存します❞
この設定はデフォルトでオンになっていますが、上記リンクから簡単にオフにできます。
Amazon
Amazonに表示されるレコメンドは、主に閲覧履歴と購入履歴に基づいています。
閲覧履歴のページから、これまでの閲覧履歴を削除できます。
購入履歴を削除することはできませんが、おすすめ商品を正確にするページから、「この商品をおすすめに使用する」のチェックを外すことで、購入履歴に基づくおすすめ表示をオフにできます。
なお、この設定はWebブラウザ版でのみ行うことができます。
X(旧Twitter)
Xは、どのようにパーソナル情報から表示のカスタマイズを行っているか、公式ヘルプセンターにて懇切丁寧に解説してくれています。
カスタマイズとデータ 設定ページで、表示される広告などをパーソナライズさせるか選択できます。
Xがトピックでは、Xが自動で判断した、ユーザーが興味あるコンテンツの一覧を確認できます。これらのチェックを外すことでそのジャンルに関する投稿や広告が表示されないようになります。
Instagramには、基本的にパーソナライズされたレコメンド表示をオフにすることはできません。
ただ、フィードやリール、検索で興味のない投稿が表示される場合は、画面端の『︙』をタップしてから、[興味がない]を選択することで、そのジャンルに関する投稿の表示を減らすことができます。