TeX入門 - TeXでレポートを書く程度に必要最低限のこと
表題のタイトルでTeXの入門教材を作りました。
理系の学生がレポートをTeXで書くために必要最低限と思われることを解説しています。
texファイルと、それをタイプセットしたpdfファイルを見比べながら学習する、
という形式になっています。両方とも、以下のリンクからダウンロードできます。
よしなにご利用ください。
TeX入門 - TeXでレポートを書く程度に必要最低限のこと
もろもろ
「作りました」と書きましたが学生時代に作ったものなので、そうか……もう4年も前か……。
そんな高度な・複雑な機能は解説してないので、今でも問題なく使えると思います。
目次(pdfで全10ページ):
- 基本的なこと 前編 (字下げ、改行、空白、節の設定、改ページ)
- 基本的なこと 後編 (強調、箇条書き、脚注、文字の大きさ)
- 数式の基本的なこと
- 文中に数式を入れる
- 行を改めて数式を入れる
- 数式の微調整
- 数式を引用する
- 数式を書くときによく使う命令
- 複雑な数式の例
- 図を組み込むには
- 小ネタ
- 初心者がやりがちなミス
- 最後に
ただし、「TeXとは何か」というレベルから解説してはいません。
ざっくり、「TeXがどんなものか分かった。TeXを使えるソフト(このテキストではTeXworks)も入れた。それで、実際TeX使うとしてこれからどうすればいいの?」というレベルの読者を想定しています。
ダウンロードしたzipに入っているreadmeもご覧ください。
ちなみに、p8に「リメディアル教材」という単語が出てきます。
これは、筑波大学 生命環境学群 生物資源学類の奈佐原顕郎先生が作成し、授業で使われている数学の教材です。
氏のウェブサイト からダウンロードできます。すごいいい教材ですのでダイマします。
TeXはいいぞ
こういうのとかをきれいに書けるんです:
... 本文: ケプラーの3法則の導出
かっこいい数式が書かれているQiitaの記事もあります。
あれらも実はTeXの記法で記述されています。
ピンと来た方はレッツTeX。