はじめに
今回、Laravel Breezeを使ってログイン機能をサクッと実装する方法と、日本語化する方法についてご紹介します。日本語化に1時間ほどハマったので、注意点を交えて説明します。
目次
・Laravel Breezeとは
・Laravel Breezeのインストール方法
・日本語化する方法
Laravel Breezeとは
Laravel Breezeをインストールすると、ユーザーの登録と認証に必要なルート、コントローラ、ビューなどが自動的に作成され、ログイン、登録、パスワードリセット、メール確認、パスワード確認などの機能が使えるようになります。また、ユーザーが名前、メールアドレス、パスワードを更新できる簡単な「プロフィール」ページも含まれています。Laravel Breezeを使わなくても認証機能を作ることはできますが、サクッと実装できるので便利ですね。
Laravel Breezeのインストール方法
Laravel Breezeをインストールするには、まずLaravelプロジェクトの作成、データベースの設定、データベースのマイグレーションを済ませる必要があります。それらが済んだら、Composerコマンドでインストールします。
composer require laravel/breeze --dev
もっと詳しく知りたい方はLaravel公式ドキュメントで確認してください。
日本語化する方法
こちらの記事を参考に日本語化しました。
1. config/app.phpファイルを編集する
// timezoneをAsia/Tokyoに変更
- 'timezone' => 'UTC',
+ 'timezone' => 'Asia/Tokyo',
// localeをjaに変更
- 'locale' => 'en',
+ 'locale' => 'ja',
2. 言語ファイルをインストールする
composer require laravel-lang/lang --dev
3. インストールした日本語に対応するjaディレクトリを/resources/langディレクトリに配置する
上のコマンドを実行すると、vendor/laravel-lang/lang/localesディレクトリに多言語ファイルが生成されます。その中から、日本語に対応するjaディレクトリを選択して、それを/resources/langディレクトリにコピーします。そして、/resources/langディレクトリにコピーしたjaディレクトリには、ja.jsonファイルが含まれていますので、それを/resources/langディレクトリ直下に移動します。
注意点としては、生成された日本語に対応するjaディレクトリを/langディレクトリではなく、/resources/langディレクトリに配置するということです。