0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

プロジェクトから退去するときの手続き

Posted at

これはなんですか

IT関連、特に開発のプロジェクトを去るときの手続きについてのメモ
ものによっては社員として働いた会社を去るときとかぶる部分があるが、そうではなく、請負か派遣で入っていた先を正規の手順で去るときの手続きを示す。

退去日時と作業内容、退去執行責任者について

いつ(何日の何時に)自分がプロジェクトの要員ではなくなるのか、やめるまでの作業内容は何かをあきらかにする。
主に現場の上長になると思うが、退去について指示を出し、責任をとるマネージャーまたは監督者を確認する。

貸与された物品、電子情報

物理的なもの

原則として貸与されたときの状態に戻すか初期化するか自分に関する情報を全て消す。
たとえばPCやストレージ、物理鍵、カードなどは貸与されたときの状態に復元し返却する。

汚損、破損、紛失した場合はその時点で届出ていると思うが、企業が一番恐れるのは物品損害ではなく、データの流失である。

鍵の複製は作ってはいけない、カードの情報は無力化してはいけないしコピーもしてはいけない。
仮に作ったとしたらそれらは必ず破棄する。

鍵といえば以前、オフィス入り口の物理鍵をYOKARANU-MOKUTEKIに使ったとか豪語してた猛者がいるがそういうことはやめる。
立派な器物損壊であると思う。やってたとしてもその事実を告げてはいけない

アカウントやアクセス情報

原則削除する、どうやってもアクセスできない状態にする。
バックドアなどは絶対に残さない、作らない。

アカウント情報の忘却という手段もあるが、期限がないものが残り続けて悪さをする可能性があるため、必ず無力化すること。
自分で消せないものは退去後に無力化してもらうため、退去後に後述の目録を作成して管理者に渡す。
たとえばAWSのIAM。

Chromeなどのブラウザのパスワード管理になにか残っていても、アクセスできないところを目標にする。

サービスを紐付けられた自分のアカウント

自分で管理するあるいは所属する法人のアカウントに紐付いたものは、その紐付けを切るように依頼する。
たとえばgithub。

自分が作った成果物

何か事件があったときに嫌疑がかかることを避けるため、びたいち持ち出さない。
こういう面白い事件が世の中にはあります。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2101/29/news107.html

といっても消したかどうかはプロジェクト側の人からはわからないため、契約による縛りと、性善説に基づくのもまた事実ですが。

ダウンロードしたプロジェクトのドキュメントやデータ

一箇所のディレクトリに集めておいて完全に削除する。ダウンロードフォルダの中のチェックもお忘れなく。
できればPCごと初期化したいが、それができない人向け。

引き継ぎ

退職が確定した時点で引き継ぎに関する動きを起こす、主なものについては下記。

  1. 自分が作成した、関わった物の目録を作成し、後継者あるいは管理者と議論する
    1. これがない状態で何かをしようとしても必ず取りこぼしが出る。
  2. 前述の貸与された、または関連のあるアクセス情報等についての目録を作成し、プロジェクトから除外するか除外してもらうように依頼する。

退職後の連絡先

これを渡すかどうかは熟考されたし。

現場との関係によるが、あまりいい印象を持ってない現場に対しては渡さないほうがよい。
大丈夫だと判断した人には教えない。
電話番号よりは難癖つけてきても無視できるメールアドレスがよいでしょう。

SNSのアカウント、いきつけの店などを通して性癖までバレてる人は、私からは掛ける言葉がないので自分でなんとかしましょう。

お別れを言う

お世話になった人に、どうお世話になったのか、何を感謝しているのかを明示して感謝の意を伝える。
特に感謝することがない人に対しては、あたりさわりのない挨拶にする。

この先はかすれていて読めない。

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?