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自動化に対する私の考え方

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これはなんですか

オートメーションなどと言われているものよりももっと身近な自動化に対するアプローチと考え方についてのエッセイ。

自動化について

反復的な作業をコンピュータにやらせて人間がやらなくてよくすること。

メリット

  • 単純に人間様の工数があいて他のことができる

デメリット

  • 作成や導入にコストがかかる、そのコストを払ってなお楽できるかどうかが分水嶺になりがち
  • 結果に対する評価が必要
  • セキュリティや技術的な課題、たとえば個人情報を扱う場合などめんどくさい場合がある
  • 導入できることに気づく人がいなければ自動化されない

戦略

防具としての自動化

主に人間が楽したり、ヒューマンエラーを防止する意図があるもの
一度作ってしまえば最後まで大きく変えることはないように思える。
たとえばCI/CD、月次レポートの作成
バックエンドの管理から外れるちょい作業ツール

武器としての自動化

すでに行われている自動化に対し、評価や結果をフィードバックし、さらなる発展につなげるための自動化。
ダイナミックにものごとが動くため、ある意味自動化のための自動化でもあり、営み自身であることも。
得られる恩恵に対し常にコストがかかる傾向があり、継続しなければ陳腐化するし、常に構い続けなければならないため、するかどうかは考えどころ。
たとえばAIによる改善, RPA, UnitTest

たとえばこんなとき導入したよ

  • (守)SendGridのバウンスメールリストからの消し込みをslack botでやれるようにした(作成3時間)
  • (守)APIの決済失敗時のログをslackに垂れ流して確認しやすくする(作成2時間)
  • (守)毎日0時に試験環境をクリアしてshutdownする(作成30分)
  • (攻)事務の人がバックエンドで2時間とかかって作っていたものをバッチ化してCSVを吐き出す、そしてそれが延々と改善され続ける(7時間くらい)
  • (攻)ぼーだいなログをAIに食わせて日々の指標や観点を叩き出して事業の判断に使う(初期導入30h、フィードバックやメンテナンス時間は詳細不明)

傾向として攻めのものを作ろうとするとバチクソ時間かかるし手間もかかるけど、まもりのものは多少コストオーバーになると思っても運用時間でペイできるし、ミスもなくなるから作って良いと思う。

自動化できないかなーってことを念頭におきながら生きていると、システムと業務に対するカンみたいなものが醸成されてくるような気がします。

特に守りの自動化は一度動き出すと呪いの装備みたいに外せなくなります。

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