はじめに
この記事はPHP Advent Calendar 2018の14日目の記事です。
空いてたので埋めます。
PHPカンファレンス2018に行ってきたので感想などを書こうかなと思います(開催が12/15なのに12/14のアドカレに感想が載る不思議)
あくまで自分が見た講演だけの話です。
PHPカンファレンスとは
すべてのPHPerの学びの場として
すべてのPHPerの表現の場として
すべてのPHPerの出会いの場として
ざっくりいうとPHPer向けのお祭りです。
日々PHPと向き合っている技術者向けの交流会のようなものです。
存在は知っていましたが僕は今回初めて参加しました。
当日の流れ
Openingトラックが10時だったのでそれに間に合うように起きるところが1番の難関です。
皆さん頑張って起きましょう。
知人と駅で合流し会場入り。
Openingセッションは全員で聞いてました。
PHPのいまとこれから(10:10~10:50)
資料はこちら
https://www.slideshare.net/hirokawa/php-now-and-then-2018-wordpress-special-edition-114725181
- PHP5系のサポートが今年で切れる
- シェア的に8割以上の人がサポート対象外に取り残されてしまう
- 会場でのアンケートでは7系を使ってる人が6~7割ほどだった(結構意外だった)
- PHP7.3の紹介、事前に情報を追っていたがやはり良さそうな感じだった
マイグレーションアンチパターン(11:00~12:00)
ここから各講演が始まったので一緒に行った知人とバラけて各自で見たいものを見るスタイルになりました。
このセッションは配信もアーカイブもありませんでした。
- ジョインして3ヶ月のプロダクトのマイグレーションを行うことになった時の話
- 工数無視で納期だけ決まっているプロジェクトは基本的に危険(これはマジ)
- 「検証」って難しいよね、何をもって「正しい」とするか
- マイグレーションする範囲がでかい時ほど「ついでのリファクタリング」などを行わない方が良い
- これに関しては異論あり。ボーイスカウト精神で直せる部分は直したい…
- 関係各所とコミュニケーションをしっかりとって1つ1つ確認しながらこなしていくと齟齬が少なく炎上しにくいよねっていう結論
お昼
僕はランチセッションは参加せず外でお昼をとりました。
ランチセッションに行けば先着でお弁当がもらえた?みたいです。
VOYAGEのエンジニア評価制度ってどんな感じなのか25分で再演(13:00~13:25)
資料はこちら
https://speakerdeck.com/yukimine/show-voyage-group-tech-assessment
- VOYAGEがどんな評価制度で評価しているのか、評価資料とそれのアピール・評価者とのやりとりを実際に再演し解説するスタイルでした
- 「ここで解説です」っていうのが合間に入って笑いが起きてました
- 成果物だけでは見えにくい部分もアピールすることで評価してもらえるような制度でした
- 「やらない」と判断したことも評価になる、というのがとても良いなと思いました
- 「地味な仕事でも技術力は評価される!」とても良い言葉だしそうあるべきだと感じました
PHPは本当に遅いのか(13:35~14:00)
資料はこちら
https://slide.seike460.com/slides/phpcon2018#/
- 僕もPHPは遅いと聞いていたので実際どうなのか気になって見に行った講演
- 結論だけ見るとGoの方が速くて草
- ただPHPも昔ほど遅くなく、ほぼ遜色なく使えるレベルであることは間違いない
- みんなPHP使おうぜ
安全なwebアプリケーションの作り方2018(14:10~14:40)
資料はこちら
https://www.slideshare.net/ockeghem/wasbook2018
- かの有名な徳丸先生の講演
- 次の講演の都合上前半30分しか見ることができなかった…アーカイブで補完
-
XXE
という脆弱性を突いた攻撃をその場で実演 -
xml
で変数展開するような構文があり、そこにスクリプトなどを仕込むことで攻撃できる模様(知らなかった…) - 何百人の前でさらっと実演する手際などみて、さすがの徳丸先生という感じでした
レビューで初心者インターンを一人前に育てた話(14:45~15:10)
資料はこちら
https://speakerdeck.com/nagaakihoshi/rebiyude-chu-xin-zhe-intanwo-ren-qian-niyu-tetahua
- レビューの心得「良薬は口に苦し」
- 日報や1on1を行っている模様(これに関してはうちもやっているので方向性は合ってるなという再確認になった)
- slackにググったキーワードをそのまま貼るという文化があるらしい(何で困っているか大体分かるから結構有用らしい)
- とにかくコミュニケーション大事、心理的安全性を担保した関係ならばネガティブなフィードバックもポジティブなサイクルに持っていける
- 個人的に普段意識してやっていることも多く、自分の方針も間違ってないなと再確認
- ちなみにPHPカンファレンスだけどPHPの話は一切なかった
Webサービスを育てるための組織作りと文化作り(15:20~15:55)
資料はこちら
https://speakerdeck.com/soudai/proper-problem
- こちらもPHPカンファレンスだけどPHPの話は一切なし
- ただ今回の中で1番面白かったかもしれない
- スピーカーの方のスピーチと質問に対する受け答えが的確すぎて聞いてて気持ちよかった
- 「プレイヤーの本質は問題解決」「マネージャーの本質は問題提供」→これがめちゃくちゃしっくりきた
- 適切な問題が提供されると自然をそれを解決する人が出てくる→確かになーと過去を思い返してました
- 自分は今プレイヤーなのでまずは自分に適切な問題を解決して成長していこう
- そして適切な問題に分割して提供できるような存在になろう、と感じました
LT大会、懇親会
このあとはLT大会と懇親会でしたが僕はここで離脱しました。
## まとめ
新しい発見ははっきり言うと少なかったです。
ですが今自分が取り組んでいること、意識していることが間違っていないんだと再認識・再確認できるとても良い場でした。
意識が高まり身が引き締まりました。
やはりエンジニアは定期的に外に出ないとダメですね。
皆さんもカンファレンスや勉強会、定期的に外に出ましょう