4
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

さくらのクラウド + legoでLet's encrypt(DNS-01)

Last updated at Posted at 2017-12-21

>>> 2018/10/18 追記

ようやくさくらのクラウド対応が含まれる lego v1.1.0がリリースされました。
https://github.com/xenolf/lego/releases/tag/v1.1.0

この記事の以降の部分は不要となっています。
sacloud/legoを使わなくてもxenolf/legoを直接利用すればOKです。

<<< 2018/10/18 追記

>>> 2018/6/22 追記

本日legoのさくらのクラウド対応がマージされました。
この記事の内容はそのまま利用可能となっています。

また、マージされるまでの間にワイルドカード対応(ACME v2対応)なども行われています。
便利になりましたのでぜひお試しください。

<<< 2018/6/22 追記

さくらのクラウド ウェブアクセラレータでLet's Encryptを使う」という記事を読んで、
「そういえばさくらのクラウドでlego+DNS-01出来ないかな?」と思って調べたら、出来そうだったので対応してみました。

というわけでlegoにPR送った

lego#456: Add DNS Provider for SAKURA Cloud

これがマージされれば以下のような感じでさくらのクラウドDNSを利用してDNS-01で証明書発行が可能です。

# さくらのクラウドAPIキーを環境変数に指定
export SAKURACLOUD_ACCESS_TOKEN=<APIアクセストークン>
export SAKURACLOUD_ACCESS_TOKEN_SECRET=<APIアクセスシークレット>

# --dns=sakuracloudと指定してlego runを実行
lego --email="example@example.com" --domains="example.com" --dns="sakuracloud" run

なお、あらかじめさくらのクラウドDNSにゾーンを登録しておく必要があります。
参考:【さくらのクラウド】DNSアプライアンス導入ガイド

>>> 2018/6/22 追記

本日PRがマージされました。
今後は以下の暫定対応は不要となりました。

<<< 2018/6/22 追記

マージされるまでの暫定対応

legoは最近あまり開発に動きがないようですので、PRがマージされるまでの暫定版として以下2通りで配布しています。

GitHubからダウンロードする場合、各プラットフォームごとにバイナリを置いていますので自身のプラットフォームにあったものをダウンロードしてください。

Dockerの場合は以下のように利用します。

# さくらのクラウドAPIキーを環境変数に指定
export SAKURACLOUD_ACCESS_TOKEN=<APIアクセストークン>
export SAKURACLOUD_ACCESS_TOKEN_SECRET=<APIアクセスシークレット>

docker run -it --rm \
       -e SAKURACLOUD_ACCESS_TOKEN \
       -e SAKURACLOUD_ACCESS_TOKEN_SECRET \
       -v $PWD:/lego \
       sacloud/lego \
         --path=/lego \
         --email="example@example.com" \
         --domains="example.com" \
         --dns="sakuracloud" \
         run

上記のように実行すると、カレントディレクトリにaccountscertificatesというディレクトリが作成されます。

証明書/秘密鍵はcertificatesに配置されています。

ということで

はやくlego本体にマージされるといいなー。
以上です。

4
2
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
4
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?