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Groongaで学ぶ全文検索 2015-10-16

Last updated at Posted at 2015-10-21

スキーマ設計をやってみる

スキーマ設計とは

良い感じに検索できるようにtableとcloumnを定義する事

スキーマ設計手順

1.まずは何が返ってきて欲しいかを決める

記事、コメント、電子書籍など

2.何で検索したいかを決める

記事、コメントなど

3.返ってきて欲しいもののtableを作る

電子書籍ならBooks
記事ならPosts
など

4.検索したいものをcolumnにする

書籍ならtitle
著者ならauthor
など

例題の設計

例題

ユーザーが広告を検索するケースを想定
広告データの情報:ID,名前、説明、画像など

1.まずは何が返ってきて欲しいかを決める

広告のリストが返ってきて欲しい

2.何で検索したいかを決める

広告名と説明

3.返ってきて欲しいもののtableを作る

広告なのでAdsというtableを作成する

テーブルの選び方

Groongaにはテーブルがいくつかある
どのテーブルもID=レコードを識別する番号を持っている

  • ハッシュテーブル:キーがある
  • パトリシアトライ:キーがある
  • ダブルアレイトライ:キーがある
  • 配列(アレイ):キーはないがIDは持っている →削除するとIDは使いまわされるので注意

後から消さないなら配列、後から消すならキーがあるものを選択する事。

テーブルについての資料
http://groonga.org/ja/docs/reference/tables.html

4.検索したいものをcolumnにする

まず説明で検索できるように
descというcolumnを作成する

カラムの種類

スカラー:単体の値、今回説明は一個しかないのでこちらを使う
ベクター[配列]:タグなど複数の値の場合に利用する

例題を実際に検索してみる

※下記などを参考にGroongaがインストールされている事。
http://groonga.org/ja/docs/install/mac_os_x.html#homebrew

1. テーブル作成とカラム作成

create.txt
table_create --name Advs --flags TABLE_HASH_KEY --key_type UInt32
column_create --table Advs --name desc --flags COLUMN_SCALAR --type Text
$ groonga -n ./advs.db < create.txt

2. データをロード

load.txt
load --table Advs
[
    {"_key": 1, "desc":"美味しいピザ" },
    {"_key": 2, "desc":"美味しいピザ2" },
    {"_key": 3, "desc":"美味しいピザ3" },
    {"_key": 4, "desc":"美味しいピザ4" },
]

$ groonga advs.db < load.txt

3. 確認

$ groonga advs.db dump
table_create Advs TABLE_HASH_KEY UInt32
column_create Advs desc COLUMN_SCALAR Text

load --table Advs
[
["_key","desc"],
[1,"美味しいピザ"],
[2,"美味しいピザ2"],
[3,"美味しいピザ3"],
[4,"美味しいピザ4"]

4. 検索

$ groonga advs.db select --table Advs --query desc:@ピザ3
[[0,1444999444.82913,0.00431203842163086],[[[1],[["_id","UInt32"],["_key","UInt32"],["desc","Text"]],[3,3,"美味しいピザ3"]]]]

その他メモ

  • idはどのテーブルもUint32
  • 広告の情報とは別に出しても良いテーブルがある場合 →出しても良いものだけをテーブルに入れる形が高速、n件取得したいなどの要件を満たせる。
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