1.はじめに
私が現場に配属されから、5ヶ月が経ちました。
そんな中、私の備忘録の意味をこめて今回は現場でよく使用したCisco機器のshowコマンドを3つほどまとめました。
2.コマンド
show running-config
show running-configでは、動作中に使用するコンフィグレーションファイルを見ることが出来ます。
動作中に使用するコンフィグレーションファイルを見ることが出来ると言っても、イメージがしにくい方もいるかと思います。
なので、「show running-configは現在動作している設定を見ることができるコマンドなんだな」と思ってくれたら良いと思います。
sh runと省略した形で入力することもあります。
show interface status
show interface statusでは物理ポートのリンクアップ状況、割り当てられているVLAN、speedとduplexの状態、portに設定したdescriptionなどが確認できます。
先ほど紹介したshow running-config でも、割り当てられているVLAN、speedとduplexの状態などは確認できますが、見づらいのでshow interface statusで確認したりします。
descriptionは、設定したものが長すぎると途切れてしまうことも
あるので、show interface descriptionで確認してみるとよいかもしれません。
show ip route
sh ip routeではルーティングテーブルを詳細に確認することができ、
ルーティングテーブルから、通信の通る経路を読み取ることができます。
確認できる情報は、ルートの情報源、宛先アドレス、AD値、メトリック、ネクストホップアドレス、宛先ルートの学習時間、出力インターフェイスです。
よく見るルートの情報源については下記の通りです。
記号 | ルートの情報源 |
---|---|
D | nonnected |
S | static |
R | RIP |
M | mobile |
B | BGP |
D | EIGRP |
O | OSPF |
3. 最後に
今回は私が現場に出て「このコマンドよく使うな」と感じたコマンドを紹介致しました。
他にもciscoのコマンドはshowコマンドに限らずたくさんあるので、そちらにつきましては次回以降まとめていきたいなと思います。
本記事を読んで頂きありがとうございました。
4.参考