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現場でよく使用したshowコマンド

Last updated at Posted at 2023-12-14

1.はじめに

私が現場に配属されから、5ヶ月が経ちました。
そんな中、私の備忘録の意味をこめて今回は現場でよく使用したCisco機器のshowコマンドを3つほどまとめました。

2.コマンド

show running-config

show running-configでは、動作中に使用するコンフィグレーションファイルを見ることが出来ます。
動作中に使用するコンフィグレーションファイルを見ることが出来ると言っても、イメージがしにくい方もいるかと思います。
なので、「show running-configは現在動作している設定を見ることができるコマンドなんだな」と思ってくれたら良いと思います。
sh runと省略した形で入力することもあります。

show interface status

show interface statusでは物理ポートのリンクアップ状況、割り当てられているVLAN、speedとduplexの状態、portに設定したdescriptionなどが確認できます。
先ほど紹介したshow running-config でも、割り当てられているVLAN、speedとduplexの状態などは確認できますが、見づらいのでshow interface statusで確認したりします。
descriptionは、設定したものが長すぎると途切れてしまうことも
あるので、show interface descriptionで確認してみるとよいかもしれません。

show ip route

sh ip routeではルーティングテーブルを詳細に確認することができ、
ルーティングテーブルから、通信の通る経路を読み取ることができます。
確認できる情報は、ルートの情報源、宛先アドレス、AD値、メトリック、ネクストホップアドレス、宛先ルートの学習時間、出力インターフェイスです。

よく見るルートの情報源については下記の通りです。

よく見るルートの情報源
記号 ルートの情報源
D nonnected
S static
R RIP
M mobile
B BGP
D EIGRP
O OSPF

3. 最後に

今回は私が現場に出て「このコマンドよく使うな」と感じたコマンドを紹介致しました。
他にもciscoのコマンドはshowコマンドに限らずたくさんあるので、そちらにつきましては次回以降まとめていきたいなと思います。
本記事を読んで頂きありがとうございました。

4.参考

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