対応ブラウザをIEからChromeに変更する時の注意点その4(IME制御)
対応ブラウザをIEからChromeに変更する時の注意点について備忘録的に記載します。
発生問題点
IE使用時はime-modeプロパティによりIME制御を行っていたがChromeでは対応
していないためIME制御ができなくなった。
そのため、ime-modeプロパティの代替方法が無いか調査した。
環境
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OSはWindows10
- バージョン:1803(OSビルド17134.407)
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Microsoft Internet Explorer
- バージョン:11.407.17134.0
- 更新バージョン:11.0.95(BK4466536)
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Google Chrome
- バージョン:76.0.3809.100(Official Build) (64ビット)
調査結果
inactive(IMEオフ)の代替となり得る方法が以下2種類あった。
inactive以外(active(IMEオン)、disabled(IME完全オフ))の代替方法は見当たらなかった。
そもそも、世間一般ではIMEの変更はユーザに任せる(制御は行わない)方向らしい。
1.inputmode属性を使用する
試してみたが、現時点では期待する動作にならなかった。
→この方法はNG
参考URL
https://allabout.co.jp/gm/gc/23804/#aa23804-inputmode
2.input typeのtelを使う
telを使用するとIMEをオフにしてくれました。(inactiveと同様の動きになったが結構ダーティな方法らしい)
ただし、この方法はテキストのみ対象でテキストエリアは対応できない。
参考URL
http://reviews.f-tools.net/Site-Making/Chrome-IME-ON-OFF.html