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macやiPhoneのショートカットでConoHaのAPIを触る

Last updated at Posted at 2023-12-02

はじめに

この記事は Conoha Calendar 2023 3日目の記事になります。
内容はiPhoneやMacのショートカット.appでAPIを触るという内容です。

今回はMacで作業しますが、iPhoneでもできると思います。

リクエストして帰ってきたレスポンスの一部は省略しています

トークンの取得

ショートカット.appを新規で作成し、
「URL」を選択し、https://identity.tyo1.conoha.io/v2.0/tokensにします。
スクリーンショット 2023-11-24 18.16.41.png

次に「URLの内容を取得」を配置して次のように入力します。
スクリーンショット 2023-11-27 15.11.55.png

APIユーザー名、パスワードはConoHaのコントロールパネルで確認できます。

ここで動作確認をします。
正しく入力できているなら、以下が取得できるはずです。(jsonを整形して見やすくしています。)

{
	"access": {
		"metadata": {
			"roles": [
				"",
				""
			],
			"is_admin": 0
		},
                (** 省略 **)
		"token": {
			"audit_ids": [
				""
			],
			"issued_at": "2023-11-27T06:08:37.257323",
			"id": "[APIトークン]",
			"tenant": {
				"tyo1_image_size": "50GB",
				"enabled": true,
				"id": "",
				"sin1_image_size": "50GB",
				"sjc1_image_size": "50GB",
				"description": "",
				"name": "",
				"domain_id": "gnc"
			},
			"expires": "2023-11-28T06:08:37Z"
		}
	}
}

この先では [APIトークン] を使用しますので、コピーしておいてください。
(うまくやればできると思いますが、jsonの特定の文字列を抜き出す方法が分からなかった...)

Q:テナントIDなくてもトークン発行されるみたいだけど
A:テナントIDないと使えないAPIがあるっぽい。
権限的な関係みたいなので、とりあえず入れてトークン発行したほうが良さそう。

入金サマリーを取得する

上の項で取得したトークンを使います。

まず、「URL」 をhttps://account.tyo1.conoha.io/v1/[テナントID]/payment-summaryにします。
コントロールパネルのAPIのところに、エンドポイントの一覧があるのでそれコピペでOKです。

次に「URLの内容を取得する」を下に配置します。
表示を増やすを押して、項目を増やします。

方法をGETにして

キー
X-Auth-Token [APIトークン]

を入力します。

入力するとこんな感じになるはずです。
スクリーンショット 2023-11-27 14.40.50.png

実行してみると

{
	"payment_summary": {
		"total_deposit_amount": 2768
	}
}

の方な感じのが返ってくるはずです。

VM一覧を取得する

先の「入金サマリーを取得する」を改変しましょう。

URLをhttps://compute.tyo1.conoha.io/v2/[テナントID]/serversに書き換えます。

{
	"servers": [
		{
			"id": "[ServerID]",
			"links": [
				{
					"rel": "self",
					"href": "https://compute.tyo1.conoha.io/v2/[テナントID]/servers/[ServerID]"
				},
				{
					"rel": "bookmark",
					"href": "https://compute.tyo1.conoha.io/[テナントID]/servers/[Server]"
				}
			],
			"name": "[ServerName]"
		}
	]
}

サーバーが一台しかないのでこれだけですが、サーバが複数台ある場合はこれが増えていきます。

VM詳細を取得

先のものを使いまわします。

URLを先程のレスポンスにあったhttps://compute.tyo1.conoha.io/v2/[テナントID]/servers/[ServerID]にします。

実行すると

{
	"server": {
		"OS-EXT-STS:task_state": null,
		"OS-EXT-SRV-ATTR:hypervisor_hostname": "[収容ホスト]",
		"status": "ACTIVE",
		"OS-DCF:diskConfig": "AUTO",
		"metadata": {
		},
		"hostId": "",
		"addresses": {

		},
		"image": {
			"id": "",

		},
		"user_id": "",
		"OS-EXT-STS:power_state": 1,
		"security_groups": [
  
		],
		"updated": "2023-11-20T07:15:59Z",
		"links": [
			{
				"rel": "self",
				"href": "https://compute.tyo1.conoha.io/v2/[テナントID]/servers/[ServerID]"
			},
			{
				"rel": "bookmark",
				"href": "https://compute.tyo1.conoha.io/[テナントID]/servers/[ServerID]"
			}
		],
		"OS-EXT-STS:vm_state": "active",
		"name": "150-95-175-236",
		"OS-EXT-SRV-ATTR:host": "[収容ホスト]",
		"OS-EXT-AZ:availability_zone": "nova",
		"id": "",
		"progress": 0,
		"OS-EXT-SRV-ATTR:instance_name": "tyo1-00107dfc",
		"key_name": "",
		"OS-SRV-USG:launched_at": "2021-06-07T08:37:46.000000",
		"OS-SRV-USG:terminated_at": null,
		"accessIPv4": "",
		"accessIPv6": "",
		"tenant_id": "",
		"os-extended-volumes:volumes_attached": [],
		"config_drive": "True",
		"flavor": {
			"id": "294639c7-72ba-43a5-8ff2-513c8995b869",
			"links": [
				{
					"rel": "bookmark",
					"href": "https://compute.tyo1.conoha.io/[テナントID]/flavors/[flavorID]"
				}
			]
		},
		"created": "2017-10-05T10:51:18Z"
	}
}

こんな感じで取得できます。

オブジェクトストレージに画像を上げてみる

コントロールパネルのAPIページのObject Storage ServiceのエンドポイントのURLをコピーして、URLのところにペーストして書き換えます。

コンテナは「public」を作成してある前提で進めます。

ショートカット.appの書類の中にある「ファイルを選択」を追加します。
追加したファイルでアップロードするファイルを指定します。
ファイルは一番上に配置しておきましょう。

今回はPC内にあった画像をアップロードします。
(テキストファイルがうまくアップロードできなかった...)

「URLの内容を取得」で方法をPUTにして、本文を要求をファイルにします。
ファイルをクリックして、変数を選択>ファイルを選択します。

あと、URLの後ろにファイル名を入れます。
https://object-storage.tyo1.conoha.io/v1/nc_a2489b5e4b524766864468250e18d5e6/public/aa11.pngみたいにします。
ファイル名はアップロードするファイルの名前にすることをおすすめしますが、何でもいいです。
ただ、元がpngなのにjpgにしたりするのはやめておきましょう。

スクリーンショット 2023-11-27 22.12.59.png

レスポンスは帰ってこないみたいですが、
スクリーンショット 2023-11-27 22.27.58.png

URLをブラウザで開くと画像が見れますが、web publishingする必要があります。

URLを末尾のファイル名.拡張子(上の画像ならmirai.png)を消して、
「ファイル」を削除して、「URLの内容を取得」の方法をPOSTにします
ヘッダを

キー
X-Auth-Token [APIトークン]
X-Container-Read .r:*

になるようにします。(X-Container-Readを追加)

忘れずに「本文を要求」を JSONにして実行します。

スクリーンショット 2023-11-28 13.25.03.png

(自分の環境ではコンテナpublicはすでに公開状態のため、新しくpub2を作成して実行しました。)

これでアップロードした画像が見れるはずです。

なお、5Gを超えるファイルのアップロードはdynamic large objectsstatic Large Objectを利用したほうが良さそうです。
ただし、ショートカット.appでできるか試していないので、curlが使える環境のほうが良さそうです。

最後に

curlを使わずともショートカット.appで色々出来そうですね。
鯖を起動させたり停止させたり再起動させたり。

今年はまともな記事ができました(たぶん

明日は skworks33さんの記事が出ます。

スペシャルサンクス & 参考

コノハチャンカワイイヤッター!!

Jsonを整形するのに利用しました

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