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画像投稿機能を追加するgem「CarrierWave」ruby on rails 写真アップロード機能

Last updated at Posted at 2021-08-17

ここでは画像投稿機能を追加する方法について書いています。
Twitter風やInstagram風など、テキストだけではなく画像なども投稿する機能が欲しい場合は「CarrierWave」というgemを追加します。

環境

Windows10
VS code
ruby 2.7
Rails 6.1.4

二つのgemを導入する
ひな形の準備:scaffold
画像投稿機能:CarrierWave

#まずはscaffoldというgemでモデルやコントローラー、ビューを一括で作成

railsではモデルやビューやコントローラなどを作る必要があります。
いちから作っていると面倒なので「scaffold」というgemを使います。
railsアプリケーションの開発をする際には、モデルやコントローラー、ビュー、ルーティングを作成していく必要があります。

##modelsやviews、controllersの確認

image.png
通常、rails newでフォルダを作ると、app直下にmodels、views、controllersなどのファイルが格納されるフォルダが出来上がります。

image.png
appにあるcontrollersの中を見ると、concernsというフォルダとapplication_controller.rbというファイルがあるだけです。
ここへ新たにコントローラーファイルを作るというわけです。

###モデルやviewも確認
image.png
modelフォルダにはapplication_record.rbなどがあり、
viewフォルダにはapplication.html.erbやmailer.html.erbなどがあります。
このようにファイルがありますが、ここへも新しくヴューやモデルファイルも追加します。

railsにはscaffoldというgemを使うことでひな形を一気に作成し、ここでの作業をまとめて行ってくれます。それがscaffoldです。

##scaffoldのインストール
###ターミナルでコマンド入力

rails generate scaffold user name:string age:integer

意味
rails generate scaffold user name:string age:integer
rails generate scaffold モデル名 カラム名:データ型 カラム名:データ型

実行すると以下のような感じでできると思います。

PS C:\aaac> rails generate scaffold user name:string age:integer
      invoke  active_record
      create    db/migrate/20210817130706_create_users.rb
      create    app/models/user.rb
      invoke    test_unit
      create      test/models/user_test.rb
      create      test/fixtures/users.yml 
      invoke  resource_route
       route    resources :users
      invoke  scaffold_controller
      create    app/controllers/users_controller.rb
      invoke    erb
      create      app/views/users
      create      app/views/users/index.html.erb
      create      app/views/users/edit.html.erb
      create      app/views/users/show.html.erb
      create      app/views/users/new.html.erb
      create      app/views/users/_form.html.erb
      invoke    resource_route
      invoke    test_unit
      create      test/controllers/users_controller_test.rb
      create      test/system/users_test.rb
      invoke    helper
      create      app/helpers/users_helper.rb
      invoke      test_unit
      invoke    jbuilder
      create      app/views/users/index.json.jbuilder
      create      app/views/users/show.json.jbuilder
      create      app/views/users/_user.json.jbuilder
      invoke  assets
      invoke    scss
      create      app/assets/stylesheets/users.scss
      create      app/views/users/edit.html.erb
      create      app/views/users/show.html.erb
      create      app/views/users/new.html.erb
      create      app/views/users/_form.html.erb
      invoke    resource_route
      invoke    test_unit
      create      test/controllers/users_controller_test.rb
      create      test/system/users_test.rb
      invoke    helper
      create      app/helpers/users_helper.rb
      invoke      test_unit
      invoke    jbuilder
      create      app/views/users/index.json.jbuilder
      create      app/views/users/show.json.jbuilder
      create      app/views/users/_user.json.jbuilder
      invoke  assets
      invoke    scss
      create      app/assets/stylesheets/users.scss
      invoke  scss
      create    app/assets/stylesheets/scaffolds.scss

##マイグレーションファイルなどが生成
dbフォルダの中にmigrateというフォルダがあります。
この中に、作成した日付がかかれたファイルがあります。
これが先ほど、rails generate scaffold user name:string age:integerとコマンド入力したときに作られたデータベースのカラムとなるファイルです。
image.png

###生成されたマイグレーションファイルの内容

create_table :users do |t|
  t.string :name
  t.integer :age

これでマイグレーションファイルは出来上がりました。
けれどこれだけではデータベースが完成していません。

このあと、rails db:migrateもしくはrake db:migrateというコマンド入力をしてデータベースのテーブルを作成します。
※ railsとrakeの違い、rails5以降はrailsに統一されたのでどっちを使ってもよいと思います。

###rails db:migrateを実行

rails db:migrate

下記のように表示されたら完成です。
image.png

###「schema.rb」「development.sqlite3」ファイルの確認
「schema.rb」「development.sqlite3」というファイルが作成されておりますのでこちらも確認します。
image.png

####「schema.rb」ファイルを確認

ActiveRecord::Schema.define(version: 2021_08_17_130706) do

  create_table "users", force: :cascade do |t|
    t.string "name"
    t.integer "age"
    t.datetime "created_at", precision: 6, null: false
    t.datetime "updated_at", precision: 6, null: false
  end

end

image.png

###users_controller.rb
ディレクトリを確認すると下記のようにusers_controller.rbというファイルができています。
image.png

####modelにuser.rbファイルが作られます
image.png

####view>usersにもそれぞれのファイルが作られています。
image.png

##サーバーを起動させviewから確認
できあがったのでサーバーを立てるため下記コマンド入力

rails s

立ち上がったら下記URLへ
http://localhost:3000/users

下記のように画面が出たら成功です。
image.png

###ページが表示されない場合
http://localhost:3000/users
が表示されない場合は、

下記URLにてTOPページを確認してください。
http://localhost:3000/
image.png
TOPページが表示されていればサーバー自体は起動して表示することに関しては問題ありません。

##scaffoldインストール後の使い方
まず、下記のページが表示されています。
image.png

###scaffoldでフロントエンドからユーザのデータを作成
New Userをクリックしてユーザーのデータを作ります。

下記ページが表示されます。
image.png
NameとAgeにそれぞれ名前と年齢を入れます。

image.png

あとはCreate Userをクリックします。
すると以下のように表示されます。
image.png

なおページURLは/user/1となっています。

Edit | Backとありますが、Edit は編集ページに移動します。Backを押すとユーザー一覧ページへ移動します。
同じようにユーザーを登録してみると出来上がりをイメージしやすいかもしれません。
image.png
以上になります。

#【本題】CarrierWaveを導入する(scaffoldに画像投稿機能を追加する)
##gemfileに記述
CarrierWaveを導入するために、gemfileというファイルに下記コマンドを記述する。

gem 'carrierwave'

##carrierwave'を書き込むファイルの場所
image.png

###gemfileを開き、一番下に上記のコードを追加します。

image.png

###CarrierWaveをインストールするためにbundle installを実行
あとはCarrierWaveをインストールするためにbundle installを実行します。

bundle install

インストールされているリストの中で、using CarrierWaveがあれば無事に完了しています。

#CarrierWaveを有効にするために再起動をします
再起動はCtrl+Cで停止にして、rails sで起動させます。
image.png

##アップローダークラスの作成

アップローダークラスのファイルを作成すると、アップロードするときの設定をつくれます。
ファイルのサイズ、拡張子、保存先などを指定する事が出来ます。

画像投稿用としてimgでコマンドを実行します。
img 以外の文字でも大丈夫です。

入力コード例

bundle rails g uploader img

ファイルはapp>uploader>img_uploaderにあります。
image.png

ひとまずアップロードができればよいので、ここで細かい設定などの説明は割愛します。

##投稿画像が保存される場所 画像のアップロード先
img_uploaderには下記のように書かれています。

  def store_dir
    "uploads/#{model.class.to_s.underscore}/#{mounted_as}/#{model.id}"
  end

したがって、uploadsのフォルダ内となります。

##投稿する画像の情報をカラムを追加

さきほど、scaffoldでカラムを作りました。
カラムの確認方法は、dbフォルダ内のschema.rbです。
現在は下記のようになっています。※SQLITEの場合

ActiveRecord::Schema.define(version: 2021_08_17_130706) do

  create_table "users", force: :cascade do |t|
    t.string "name"
    t.integer "age"
    t.datetime "created_at", precision: 6, null: false
    t.datetime "updated_at", precision: 6, null: false
  end

end

###ここへ画像を保存するカラムを追加します。

rails g migration add_img_to_users img:string

rails g migration Addカラム名Toテーブル名 カラム名:データ型カラム名になる部分は任意。

実行すると、マイグレーションファイルとして追加されます。
image.png

ファイルの中身はこのようになっています。
image.png

###マイグレーションを実行してデータベースのテーブルへ追加

rails db:migrate

追加後、dbフォルダにあるschemaファイルを確認します。
image.png
t.string "img"が追加されています。

##controllerにimgカラムを追加
データベースに保存するためにcontrollerフォルダにあるusers_controllerファイルにカラムを追加します。
image.png

ファイルの中に下記の記述があります。
image.png

ageのあとに, :imgを追加します。

def user_params
  params.require(:user).permit(:name, :age, :img) 
end

##投稿画像の設定をするアップローダークラスとカラム名imgを紐付ける
modelsフォルダにuser.rbというファイルがあるのでそこを開きます。
image.png

ファイル内は何も記述されていません。
image.png

ここへ下記コードを書き込みます。

class User < ActiveRecord
  mount_uploader :img, ImgUploader
end

画像投稿時に、アップローダークラスに書かれている設定が反映されます。つまり画像のサイズや画像の投稿フォルダや拡張子などです。

##注意 user.rbファイル class User < ActiveRecord
class User < ActiveRecordの部分で下記のようにするとエラーになります。

class User < ActiveRecord::Base

Baseを記述したららNameerrorが表示されました
image.png

#viewsの設定 投稿フォームに画像が投稿できるようにする
次はフロントエンド側の設定です。
下記のように、まだ画像を投稿するフォームがありません。
画像を投稿するようにします。
image.png

まずusersフォルダへ移動して_form.html.erbを開きます。
image.png

名前や年齢の下に入れたいので下記コードを貼ります。

<div class="field">
  <%= form.label :img %>
  <%= form.file_field :img %>
</div>

ページ内の下記へ貼ります。
image.png

localhost:3000/users/newを表示
ファイルが投稿できるようになっています
image.png

###表示させる部分show.html.erbにコード追記
下記のコードをusers>show.html.erbのファイルのageの下に貼り付けます。

<% if @user.img? %>  
  <p>
    <strong>post img:</strong>
    <%= image_tag @user.img.url %>
  </p>
<% end %>

貼り付ける場所
image.png

##動作確認のためユーザ登録を表示させる

適当に名前や年齢をいれ、画像も入れます

image.png

このように画像が投稿されます
image.png

ユーザー一覧ではこのように表示されます
image.png

以上になります。

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