xraylib を google colab で動かす方法
xraylib は、主にX線、特に蛍光X線分光に用いられるデータベースなどをまとめたもので、
のことです。このツールの背景や使い方については、
に記事を書きましたのでご参照ください。
ここでは、xraylib を使いたいけど、ローカルの python 環境はちょっと、、という方向けに、google colab で動かす方法を紹介します。(記事にしようと思ったのは、ちょっとハマったからであります。)
google colab での使う方法
- google colab 上で xraylib のインストールからサンプル集は下記に記載しました。
要点は一つだけで、condacolabを使って、 conda を google colab にインストールしてから、xraylib を conda で入れることです。
調べると、condacolab を使わずに、miniconda のインストーラーを wget して入れている例もあるので、それらを試してみましたが、xraylib のインストールに一見成功しているようで、import xraylib で Cのモジュールが無いとかで怒られます。path問題な気がしますが、condacolab だと一発なので、深追いはしてません。
google colab で使う場合の注意点
- google colab ではmatplotlibでインタラクティブな図が出せません。
- mpld3 や、plotly を使うなどで回避はできます。できますが、matplotlibよりも微妙にコードが増えたり、自由度が低い点は考慮の上がよいです。
- google colab で、conda activate で 仮想環境の切り替えはできません(私の知る限り@2022.8.6時点)
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