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Gitで500KB以上のファイルを自動で無視する方法

Last updated at Posted at 2024-11-03

以下に、500KB以上のファイルを検出し、.gitignoreに追加する方法の概要と、500KB以下のサイズ制限をおすすめする理由を含めてまとめました。これにより、プロジェクトのサイズを効果的に管理し、リポジトリのパフォーマンスを維持することができます。


Gitで大容量ファイルを自動で無視する方法(500KB以上推奨)

大規模なプロジェクトやデータファイルを扱う際、大容量ファイルがリポジトリのパフォーマンス低下を引き起こすことがあります。GitHubなどでは100MBを超えるファイルはアップロードできないため、ファイルサイズを管理することが重要です。500KB以上のファイルにサイズ制限をかけることで、効率的に管理できます。

ステップ 1: .gitignoreファイルの作成

リポジトリのルートディレクトリに.gitignoreファイルを作成し、無視するファイルやディレクトリをリストに追加します。以下は一般的な例です。

# Python関連の一時ファイル
__pycache__/
*.pyc

# 大容量ファイル
*.zip
*.tar.gz

ステップ 2: findコマンドで500KB以上のファイルを検出

以下のコマンドを使用して、500KB以上のファイルをリストアップし、.gitignore_large_filesに保存します。

find . -size +500k > .gitignore_large_files

このコマンドでは、プロジェクト内の500KB以上のファイルを検出し、そのパスを.gitignore_large_filesというファイルに記録します。

ポイント: 個人的には500KB以下のサイズ制限を推奨します。500KB以上のファイルは、リポジトリの肥大化やパフォーマンス低下の原因となり得ます。

ステップ 3: .gitignoreに大容量ファイルを追加

次に、.gitignore_large_filesの内容を.gitignoreに追加し、Gitがこれらのファイルを無視するように設定します。

cat .gitignore_large_files >> .gitignore

ステップ 4: 一時ファイルの削除

作業が完了したら、.gitignore_large_filesを削除してクリーンアップします。

rm .gitignore_large_files

この方法を使えば、リポジトリ内の500KB以上のファイルを簡単に管理でき、プロジェクトのパフォーマンスも向上します。

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