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万博に行ってきた話。技術と感情が交差する体験だった

Last updated at Posted at 2025-06-28

こんにちは!!
先日、万博に行ってきました。
正直、軽い気持ちでふらっと覗きに行ったつもりだったんですが、思いのほか 「考えさせられる体験」 になりました。


開幕からカオス

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朝8時に現地入りして列に並び始めたんですが、そこからすでに戦いは始まってました。
くそ暑い。くそ混んでる。
日傘バトル勃発。もはや傘は凶器。
平日なのに人多すぎじゃない?と思いつつ、ディズニーランド以上に遅い入場速度にややげんなり。

でも、いざ中に入ってみると、気持ちは切り替わる。
「技術」と「表現」が交差する空間
そう、"研究室でも展示会でもない" 何かがそこにはありました。


未来を感じた展示たち

一番衝撃だったのは、IPS細胞で作られた心筋シート
透明なシートが目の前で、まるで心臓のようにリズムを打つ。
それはまるで、人工的に生命を宿した瞬間を目撃したような感覚でした。

誰かが言ってた「これ、1から命を作ってるようなもんじゃん」という言葉にドキッとした。
SFや倫理の話に思えるけど、すでに技術はそこまで来てる。
臓器の自動生産、延命治療、そして人間の創造——
僕たちは、「技術ができる」ことと「やるべきかどうか」 の狭間にいるのかもしれません。


NTTブース、安定の堅実

一方で、NTTの展示はちょっとおとなしめ。
どちらかというと、「最新」より「既存技術の再演」みたいな雰囲気でした。
悪くはないけど、尖りが少ないというか。
「おっ」と思わせる何かが欲しかったなというのが正直な感想。


国別パビリオンも巡ってみた

各国のパビリオンも印象的で、特に アメリカ館 は美しさが際立ってた。
映像の作り込みがすごい。

IMG_3142.jpeg

そして フランス館
箱とかガラスをうまく使った空間デザインが秀逸で、技術というより「体験として面白い」って感じ。
IMG_3082.jpeg

サウジアラビア館 も良かったし、イタリア館 も印象的。
「もう一度行って全部見たい」って思えるほど、情報密度が高い空間でした。

日本館も普通に良かったよ!
IMG_3146.jpeg

IMG_3154.jpeg


正直、ロボット展示はちょっと残念

ロボット関連の展示もあったんだけど、これは正直言って一番刺さらなかった。
何をやりたいのか不明瞭だし、「今さらこれ?」という感じ。
せっかくの万博なんだから、もっと未来感を演出してほしかった。


技術を「伝えること」の難しさ

万博を通して改めて感じたのは、技術をただ発表するのと、伝わる形にするのは全然違う ということ。

すごい技術がそこにあっても、見せ方や文脈がズレてると、「すごさ」が伝わらない。
これは普段のエンジニアリングにも通じる話で、どれだけ良いアルゴリズムを書いても、ドキュメントやUXが悪ければ使われないのと同じ。


総括:もう一度行きたいけど、体力と財布と相談

全体としては、「行ってよかった」と素直に思いました。
映像寄りが多かったけど、それぞれの試みや工夫に 技術者魂 を感じたし、普段の開発に活かせそうな発見も多かった。

ただ、暑さ・混雑・費用…
現実的には、もう一度行くのはちょっと勇気がいる。
次は秋とか、涼しくなってからにしたいです(笑)


ということで、以上が僕の万博レポートでした。
この記事が少しでも誰かの参考やモチベーションになれば嬉しいです。
読んでいただきありがとうございました!


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