はじめに
株式会社シンシアでは、日本のITエンジニア不足という課題解決に向け、実務未経験のエンジニアの方向けのエンジニア転職支援サービスを運営しております。
シンシアでは、年間100人程度の実務未経験の方が応募し技術面接を受けます。
その経験を通し、多くの人が身についていないな、と思う文法をここでは紹介していきます。
ポートフォリは作り終わったが意外と文法は身についていないな、というのが面接を多くする中で思っている所感なの
で、ぜひしっかり勉強してみてください。
Rubyで重要な文法
四則演算
%
(余りを求める)演算子を見についていない人が多いです。
データ形
-
.to_s
で文字列に変換 -
.to_f
で小数に変換 -
.to_i
で整数に変換
条件分岐
-
&&
:AND条件の連結に使用します -
||
:OR条件の連結に使用します
age = 20
country = "Japan"
# AND (かつ) の場合
if age >= 18 && country == "Japan"
puts "条件を満たしています(AND)"
else
puts "条件を満たしていません(AND)"
end
# OR (または) の場合
if age >= 18 || country == "Japan"
puts "条件を満たしています(OR)"
else
puts "条件を満たしていません(OR)"
end
caseを使った条件分岐
いままでの面接でcaseをうまく使ってコーディングしている人をあまり見かけていないので、ぜひ勉強してみてください!
繰り返し
-
next
はループ内の現在の反復処理を途中で終了し、次の反復に移ります -
break
はループを中断してその繰り返しを修了させます
.each
や.times
を使った繰り返し
-
配列.each
で配列内の要素に対して繰り返し処理ができます -
数字.times
で数字
の回数、その処理が行われます
関数の書き方
- 引数(ひきすう)とはなにか
- 返り値(かえりち)とはなにか
このあたりを理解してない人が多いので、ぜひしっかり身につけてください。
# 下記の関数では場合、a,bの括弧内のものが引数
# 返り値はreturnで直接明示する場合もあれば、
# 最後の行に書かれているものが返り値の場合もあります
def max(a, b)
if a < b
## これは明示的に返り値を書いてる場合
## 関数はここで返り値を返して修了する
return b
end
## 明示的にreturnを返さない場合は、
## 最後の行にかかれているものが返り値となる
a
end
## この関数を呼び出す場合はこのように書く
puts max(5, 2) # => 5が表示される
実践では
このあたりを勉強してみてください。
最後に
シンシアでは、日本のITエンジニア不足という課題解決に取り組んでいます。
積極的に、実務未経験者の採用を行っているので、ぜひそちらもよろしくお願いいたします!
※ シンシアにおける働き方の様子はこちら