こちらは EDOCODE Advent Calendar 2022年12月23日の記事となります。
自己紹介
はじめまして、EDOCODEでプロダクトマネージャーをしている山田です。
EDOCODEではPmall事業とPUSHCODE事業という2つの事業に関わっています。
PUSHCODE事業は外国人メンバーで構成されているため、英語でMTGをすることがあります。この記事では、私が英語MTGに必死に付いていくためにやっていることを紹介します。
英語MTGで必要なこと
私が10年ほど前に受けたTOEICの結果は600点ほどでした。600点は特に高い点数ではなく、海外旅行で必要最低限なコミュニケーションが取れるレベルです。
そんなレベルの自分が英語でMTGするために必要なことは、以下の3つだと考えています。
- 英語を英語のまま理解する(日本語に訳さない)
- リスニングの集中力を維持する
- 業務に関連する英単語を覚える
英語を英語のまま理解する
発言を頭の中で日本語に翻訳していたら、MTGのスピードに付いていくことができません。
英語を英語のまま理解するためには、日ごろからトレーニングが必要です。
リスニングの集中力を維持する
日本語でMTGする場合は、誰かが発言している際に別のことを考える余裕があります。
しかし、英語でのMTGは常に全力でリスニングに集中する必要があります。少しでも集中を切らすと、すぐに話に付いていけなくなってしまうからです。
英語のMTG中は、集中力を維持することがとても大切です。
業務に関連する英単語を覚える
業務で使う英単語は、日常の英語学習で目にする英単語と異なります。
例えば、急にdata migrationという単語が出てきた際に、何の話をしているのか分からなくなりました。
業務に関連する英単語は普段から覚える習慣があると良いです。
これらの3つのことを実践するために、自分が普段またはMTG中にやっていることを紹介します。
多読
英語を英語のまま理解するためには、大量の英語に触れることが効果的です。
多読とは、洋書を大量に読む勉強方法です。
英語の問題集1冊の中の単語数は1万語程度だそうです。受験勉強のために問題集10冊読んでも10万語だけで、これはペーパーバック1冊分とほぼ同じ量のようです。
難解な問題集ではなく簡単な英語の本をたくさん読むことで、「使える英語が身に着く」という考えです。
多読をする際に気を付けることは以下の2点です。
- 9割以上の単語を理解できる簡単な本を選ぶ
- 分からない単語が出てきても調べない
この勉強法に興味を持ち、100万語の英語を読むことを目標として多読を始めました。
多読のスタートとして絵本から入ることを推奨されていますが、絵本を継続して読む自身がなかったので、漫画で多読をすることにしました。
特に、過去に何度か読んだことがあり、内容を知っている漫画であれば、知らない単語が出てきてもストーリーは理解できます。漫画は1冊1万語程度なので、とりあえず10巻分を読むこと目指しました。
始めは横文字に抵抗がありましたが、慣れてくると、内容を知っていることもあり、意外とスラスラ読むことができました。知らない単語も結構出てきますが、雰囲気から意味を推測して、辞書を使わずに1冊読むことができました。漫画だとしても英語の本をスラスラ読めたことに少し感動しました。
次の教材に選んだのはハリーポッターです。ハリーポッターは英語学習用の洋書としてはかなりレベルが高い方です。ただ、自分は日本語版のハリーポッターを何度も読み返しており、細かいストーリーまで覚えている自身があったので、ハリーポッターの洋書に挑戦しました。
文章は難しい単語や表現が多いですが、内容を細かく覚えているので、あまりストレスを感じずに読むことができました。
多読によって、英語を日本語に訳さずに理解できるようになったと思います。
MTG中のシャドーイング
MTG中にただ話を聞いているだけだと、どうしても集中が切れるタイミングがあります。一度集中が切れると、もうその後はBGMを聞いている状態になってしまいます。
私が英語のMTG中に集中力を維持するためにやっていることは、口パクのシャドーイングです。他のメンバーが言っていることを、声に出さず口パクでシャドーイングしています。MTG中にずっと口パクをしているのはかなり怪しいですが、ZoomでのMTG中は画面共有されていますし、対面のMTG中はマスクをしているのでまったく気づかれません。
シャドーイングすることで集中を維持することができ、かつ英語を単純に聞くよりもリスニング能力が向上します。
ただし、シャドーイングにはテクニックが必要なので、普段から練習は必要です。
自分は小説を読みながら、Audibleで朗読を聞き、シャドーイングをしています。オリジナルのスピードでは速すぎるため、0.8倍速にして調整しています。(通常速度は速すぎて無理です。。。)
シャドーイングする際のコツは、感情を込めることです。ナレータと同じくらい登場人物の感情に入り込むことで、イントネーションに抑揚を付けやすく、普段よりも流暢に英語を発音することができます。
英語の日報
業務に必要な英単語を覚えるために、日報を英語で書くようにしています。自分が最も使う英単語や表現を効率的に覚えるためにとてもお勧めです。
日報を書くときは、日本語で書いてからDeepLで英語に翻訳しています。自力で英語を書くと、自分の知っている単語や表現を使ってしまいます。日本語から英語に翻訳すれば、新しい単語や表現を学ぶことができます。
結論
実際に英語を使うためにやっている勉強は、TOEICや受験勉強の方法とはまったく異なることに気づきました。英語学習の教材を使って新しい単語や文法を覚えなくても、普段から大量の英語に触れることで、表現できる幅が少しずつ広がっていると感じます。
自分の英語能力はまだまだ未熟ですが、仕事でさらに英語を使えるように日々勉強中です。
最後に
こちらが今年の EDOCODE Advent Calendar の最後の記事となります。
サーバサイドエンジニアの井内さんと塩谷さん、企画・運営ありがとうございました。
Eメンバーが書いたそれぞれ記事から会社の雰囲気がとても強く伝わります。
EDOCODEに少しでも興味のある方は、他の方の記事にも目を通していただけますと幸いです。
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