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1週間で声の改善:活舌の悪い私が動画撮影に向けて

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はじめに:動画撮影の課題

こんにちは、EDOCODEのPMの山田です。
最近、私たちのサービスPUSHCODEでは、サービスの導入プロセスを改善し、改善後の導入マニュアルの動画を撮影することになりました。
マニュアル動画は顔を映して撮影することとになり、カメラの前に立ち、顔を映しながら話すことは、私にとってはじめての経験です。

そんな中で浮かび上がった最大の課題は、私の声です。
私は早口で、言葉が不明瞭で、声もこもりがちなので、話し方はとても汚い方です。そのため、自分の話し方に自信が持てず、今のままでは動画でのパフォーマンスがとても心配でした。

動画撮影までに残された時間は約1週間。私は、この短期間で自分の話し方を劇的に改善するチャレンジを決意しました。このチャレンジは単に動画撮影のためだけでなく、今後の仕事でも非常に役立つと思ったからです。

声の出し方の重要性:ビジネスパーソンにとってのスキル

ビジネスの世界では、コミュニケーションが成功の鍵を握ります。
しかし、自分もそうですが、多くのビジネスパーソンは声の出し方に十分な注意を払っていないと思います。プレゼンテーションのスキルや業務知識の向上には時間を費やすものの、話し方そのものにはあまり注目していません。
これは、声の出し方が自然と身につくものと考えているためだと思います。しかし、効果的な声の出し方は訓練と実践を通じて磨かれるスキルです。

声の出し方の改善がもたらすメリット

声の出し方を改善することで、以下のような多くのメリットが得られると思います。

  • 印象の向上:はっきりとした話し方は、自身の印象がとても良くなり、聞き手からの信頼を得ることに繋がります。また、話し方に自信を持てれば、コミュニケーション自体の自身も持つことができます。
  • 情報伝達の向上:明瞭な発音と適切な速度で話すことで、情報は正確に伝わります。特に多国籍のメンバーがいる環境では、ゆっくり明瞭に話すことはとても重要です。
  • リーダーシップ:明確なコミュニケーションは、リーダーとしての信頼を築きます。

話し方は、単なるコミュニケーションのツールではなく、ビジネスパーソンとしてのブランドを形成する要素です。この重要性を理解し、実践に移すことが、プロフェッショナルとしての成長に繋がります。

話し方改善のためのアプローチ

話し方を改善するために、私は具体的な方法と日々の練習に焦点を当てました。以下はその取り組みです。

1. 腹式呼吸

目的:深くリラックスした呼吸を通じて、声の安定性とクリアさを向上させます。

実際の取り組み:就寝前にベッドに仰向けになり、腹式呼吸を実践しました。限界まで空気を吸い込み、お腹を膨らませ、次に限界まで息を吐き切る練習を毎晩行いました。

2. 声のトーンの調整

目的:普段よりも高いトーンで話すことを意識し、表現に幅を持たせる。

実際の取り組み:普段の話し声よりも一段高いトーンを意識しました。鼻のあたりから声を出すイメージで、適当な文章を音読しました。また、腹式呼吸の練習と組み合わせて、腹式呼吸をしながら高いトーンで「あ~」と声を出し続ける練習を行いました。

3. 活舌の改善

目的:発音の明瞭さを高め、滑らかな話し方を実現する。

実際の取り組み

  • 顔の筋肉のマッサージ:まずは口周りの筋肉をほぐすために、マッサージを実施しました。これにより、口の動きがスムーズになりました。
  • 正しい口の形の練習:あいうえおの口の形を意識しながら、50音を繰り返し発音しました。
  • 舌の筋トレ:舌の筋肉を鍛えるためのエクササイズを実施し、さらに早口言葉で練習を行いました。

これらの練習は、毎日コツコツと続けることで、徐々に効果を発揮し始めました。日々の小さな改善が、大きな変化に繋がることを実感しました。
特に即効性があったのは「顔の筋肉のマッサージ」です。痛いくらいゴリゴリにマッサージして、自分の顔の筋肉が驚くほど凝り固まっていたことに気づきました。

実践:動画撮影の準備

それでは、実際の動画撮影に向けて、私が行った準備は以下の通りです。

スクリプトの作成と分析

動画の内容を最大限に伝えるため、まずはスクリプトを作成しました。このスクリプトは、PUSHCODEの改善後の導入プロセスを紹介するものです。

スクリプトを作成した後、どの部分を強調するべきか、どの部分をどのトーンで話すべきか、そしてどの部分をゆっくり話すべきかを事前に決めました。
このプロセスを通じて、メッセージを明確かつ効果的に伝えることができるようにしました。

音読と練習

スクリプトの準備が整ったら、次は音読と練習の段階に移りました。スクリプトを何度も読み上げ、計画した強調点やトーンの変更を意識しながら、話し方に慣れることを目指しました。この練習は、自信を持ってスムーズに話せるようにするために重要でした。

この準備プロセスは、動画撮影への自信を高めるとともに、私の話し方の改善にも大きく寄与しました。

動画撮影の経験と学び

1週間という短期間の集中練習の後、とうとう動画撮影の当日です。以前の自分と比較して、確実に声の出し方が改善されたと感じていたので、撮影では自信をもって話せたと思います。録画した動画を後日見てみたら、声の質は以前よりもだいぶ改善されたと思います。しかし、話し方に集中しすぎた結果、私の表情が硬くなり、少し怖い顔になってしました。

結局自分にとっては少し恥ずかしい動画になってしまいましたが、今後の改善点に気づけのは嬉しいことです。

終わりに:継続する改善と次なるステップ

この一連の経験から、声の出し方や話し方を改善することは、一度きりの努力ではなく、継続的な取り組みであることが明らかになりました。一週間という短期間のチャレンジは、想像以上に大きな改善ができたため、今後さらに改善していくモチベーションにもなっています。
まだまだ学ぶべきことはたくさんあります。コミュニケーションのスキルは、日々の実践と反省を通じて磨かれるものです。

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