はじめに
CISA(公認情報システム監査人)に合格しました。(2024/7/1)
CISA仲間が欲しいため、実際に受験した感想を残しておこうと思います。
CISA(公認情報システム監査人)とは
CISAは情報システムの監査および、セキュリティ、コントロールに関する高度な知識、技能と経験を有するプロフェッショナルとして当協会が認定する国際資格で、日本語では「公認情報システム監査人」と称します。
(ISACA東京支部のサイトから引用)
試験内容
試験範囲
ドメイン | 割合 |
---|---|
情報システム監査のプロセス | 21% |
ITガバナンスとITマネジメント | 17% |
情報システムの調達、開発、導入 | 12% |
情報システムの運用とビジネスレジリエンス | 23% |
情報資産の保護 | 27% |
試験形式
制限時間 | 240分 |
問題数/出題形式 | 150問 4肢択一 |
合格ライン | 450/800点(56%) |
受験料 | 760ドル(ISACA会員は575ドル) |
受験のきっかけ
今後のキャリアのためと、名前がかっこいいからです!!(公認情報システム監査人って強そうですよね)
学習リソースと勉強方法
CISA Review Questions, Answers & Explanations Manual, 12th Edition | Print | Japanese
※2024年8月から新カリキュラムになるため、問題集は13thに更新されます。
こちらはISACAが公式で出している問題集で、1000問掲載されてます。
私はこの問題集を3周しました。
1周目は問題を解いて、回答の解説を全て目に通しました。
2周目は分からなかった問題のみ納得するまで回答の解説を読んだり、分からない用語を調べたりしました。
3周目は仕上げとしてるんるんしながら解いていました。
ザルからこぼれた知識をすくい上げるイメージで問題をほぼ暗記しました。
この問題集の問題を根拠を持って回答できるようになれば余裕を持って合格できると思います。
※ISACA会員だと、価格が159→129ドルになるので、入会後に購入した方が良いかもしれません。
Udemyの問題集
ISACAの公式問題集があまりにもぶっとくてでかいので、通勤時間に解くのはしんどいと判断し、通勤時間はUdemyの問題集を解いていました。
この時間は正直要らなかったです。
公式問題集に集中した方が良いです。
試験当日
私は情報システム監査人だ!! と自分自身に暗示を掛けて試験に挑みました。
今私は監査を受ける側として働いてるので、監査をする側の視点で考えて正解を導き出すことを意識していました。
また、事前の説明で途中退出をしてトイレに行けることが分かり、安心して試験に望むことが出来ました。
試験自体は1時間で全部解き終わり、のんびりもう1時間を使って解き直しをしていました。
9割は根拠を持って正解を導き出せたので、ある程度の自信を持って回答を終了しました。
アンケートを回答後、最終画面にて合格の文字があり嬉しかったです。
結果は10日後メールで届くらしいので、不合格と見間違えてないかちょっぴり不安です笑
追記(2024/7/12)
2024/7/11 23時54分にメールにて正式な結果が届きました。
564点で無事合格してたのでよかったです。(全ドメイン599点ってなんでなんでしょう笑)
追記(2024/8/30)
2024/7/26
バグで各ドメインのスコアが間違えていたとのメールが届き、正式なスコアが判明しました。
合格点以下のドメインがあったのは不覚でした。
感想
IT経験がなく、監査経験のみの場合は少し難しいかもしれないと思いました。
IT業界で既に働いている方は、公式問題集を勉強すればそこまで苦労せずに合格できると思います。
試験勉強を通して新しい知識を沢山得られたので楽しかったです。
さいごに
最後まで読んでいただきありがとうございました。
とても楽しい試験なので是非皆さん受験してみてください!!
合格してCISA仲間になりましょう!!