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パイプラインでデプロイしたソリューションを入手する方法

Last updated at Posted at 2024-08-30

Power Platform パイプラインでデプロイした際のソリューションってドコかにあるんだろうか?と思ったので調べてみた、です。

はじめに

細かいコトは書きません。是非、ご自身で調べてお試しください。

記事投稿時点(2024/08/30)の情報、画面、および個人の調査結果にもとづいた記事です。もしかすると、環境の違いなどで動作が異なる可能性があります。クラウドソリューションのためバージョンアップ等で画面や動作が変更となる可能性もありますので、予めご了承ください。
当記事は歴史の断片としての意図もあるため、バージョンアップに追従するものではありません。

Power Platform パイプラインとは?

公式に明記されておりますので、そちらご確認くださいませ。

Power Platform のパイプラインは、すべての作成者、管理者、および開発者にとってより親しみやすい方法でアプリケーション ライフサイクル管理 (ALM) 自動化と継続的インテグレーションと継続的デリバリー (CI/CD) 機能をサービスに導入することにより、Power Platform および Dynamics 365 顧客向けに ALM を普及させることを目的としています。

なぜ、探そうと思ったのか?

パイプラインは過去にデプロイした履歴を保持しておるようで、例えば「あ!うっかり上書きしちゃった。前バージョンに戻したい」みたいなコトがサクッとできます。

これが可能である、というコトは、デプロイしたタイミングのバージョンをどこかに保持している、というコトですよね?
ソレ、どこかで入手できないモノかしら?と思ったのです。

デプロイしたソリューションを入手する方法

「展開パイプラインの構成」を実行 → 「ソリューションアーティファクト」 → 「アクティブな展開アーティファクト」の一覧が確認できます。その先、つまり該当のパイプラインを選択した画面から入手可能です。(※記事投稿時点)

image.png

ソリューション名のハイパーリンクをクリックするとダウンロードが始まります。

  • マネージド アーティファクト ファイル = マネージドソリューション
  • アンマネージド アーティファクト ファイル = アンマネージドソリューション

前者がデプロイされたソリューション、後者がソースのソリューションですね。手元で試した限りでは、ここで入手した zip ファイルを別の環境へ正しくインポートできています。詳細は割愛しますが、同様の画面に辿り着ければ、個人用パイプラインでも入手可能でした。

ちなみに、まだ「削除」ボタンは怖くて押していません😇

細かい情報が Learn に書いてない?

探してみたのですが、自分は当件が明記されている情報が発見できませんでした。かろうじて、以下の説明が”ソレっぽい”ぐらいですね。。。

以前のバージョンにロールバックできますか?
現在、展開またはインポートできるのは、より上位のソリューション バージョンのみです。 回避策として、管理者はパイプライン ホストからアーティファクトをダウンロードし、solution.xml ファイル内のソリューション バージョンをインクリメントしてから、それをターゲット環境に手動でインポートします。

証拠としてスクショも張っておきますw
image.png

ちなみに、ソリューションアーティファクトがどれぐらいの量を保持してくれるのか?なども明記されておりませんので、大事なソリューションの場合はご自身で手動バックアップを取る等の対応が安心かな、と個人的には思っています。

結び

ターゲット環境がマネージド環境に設定済みでないと利用できませんので、Premium ライセンスが必須となりますが、Power Platform パイプラインは使ってみると便利です。いちいち手動でソリューションエクスポートして~、ダウンロードしてぇ~環境切り替えてぇ~、みたいな対応が不要になります。タイマーで時限爆弾式にソリューションのデプロイも仕掛けられるので、状況が許せば利用していきたい機能です。

Learn(Docs)にも情報が少ないので、実際に検証しながら・・・っていうのがチトつらいトコではありますが😇
細かいコトが書けないのは、こういう点もありますのでご理解賜りたくです。一緒に深淵を覗きたい方は、是非お仕事としてご相談ください。

それでは、皆さま。素晴らしい Power Platform Life を!

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