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Microsoft Power Apps Advent Calendar 2020

Day 8

Microsoft Dataverse に関する私的メモ

Last updated at Posted at 2020-12-08

今更?って言わないで(;^ω^)

Microsoft Dataverse ってナニ?

「Common Data Service」=略称 CDS が「Microsoft Dataverse」に名称変更になったそうです。

What is Microsoft Dataverse?
image.png

なお、上記 Docs の日本語版は記事投稿では CDS 表記のままです。Dataverse に関しての情報が欲しい方は英語版をご確認いただくのが良いでしょう。

Dataverse になって用語が変わるらしい

前述の Docs に記載あるのですが Terminology updates (用語の更新)の箇所に記載があります。

例えば CDS の場合は”エンティティ”と呼称だったのが、Dataverse になったことで”テーブル”になりますよ、という感じですね。日本語の資料が公開されていないので、当方の思いだけで勝手に和名にするコトは避けておきたいと考えております。なので、現時点でその他の記述が無い点はご容赦ください。(また、名前が変わられても困りますし・・・)

image.png
個人的な印象としては Dynamics っぽい用語が、SQL Server 等のデータベース用語になるんだな、というトコです。日本語の公式ドキュメントが公開されるのが楽しみですね。

Project Oadkdale はどうなったの?

上記に伴い(というか、コッチの影響で CDS の名称変更になった気がしなくもない)「Project Oadkdale」が正式リリース(Generally Available = GA)して「Microsoft Dataverse for Teams」という名称に変更されました。

Reshape the future of work with Microsoft Dataverse for Teams—now generally available

GA に伴い Dataverse for Teams のデータに Power BI で接続が可能になったりしています。機能の更新もあわせて実施されているのが上記の記事からもうかがえますね。

なお「Dataverse for Teams」の Docs も記事投稿時点では日本語側は「Project Oadkdale」のままです。

Overview of Microsoft Dataverse for Teams

Dataverse for Teams で GA したとは言え・・・

Power BI からデータに接続できるようになった等の機能 Update はあったものの・・・。現時点では Dataverse テーブル(という表現が正しいのか不安)で「日付」は使えるけど「日時」の列はテーブルのデータ編集子画面では作成できませんし、裏側の仕組みはソリューションで管理されているコトに変わりがありません。つまり、これまで Project Oadkdale でアプリ作成などをお試しになってきた方は、その知識がそのまま利用できる、というコトです。もちろん、Dataverse for Teams になった後でも、データベース(テーブル)としての機能の基礎は CDS です。なので、CDS のナレッジも同様に変わらず活用することができます。
※ただし、今後の Update で劇的変化が無ければ、ですが(;^ω^)

参考URL

Project Oakdale に関する私的メモ
 → Project Oadkdale に関する概要 => Dataverse for Teams に関する概要

CDS #ProjectOakdale の裏技? #PowerApps
 → テーブルの簡易編集画面で選択できない列を利用する方法

#ProjectOakdale アプリが管理されている場所を調べる!
#ProjectOakdale の裏側はソリューションだ!
 → Project Oadkdale => Dataverse for Teams の裏側にある仕組みについて

CDS オートナンバー列(任意のID生成方法もあるよ!)
 → CDS => Dataverse でオートナンバー列(自動採番列)の便利機能を利用する方法

結び

個人的には「CDS」のままで良かったんじゃない?って思ってます。だって「Dataverse」って文字数増えてるじゃないですかw(CDS が Common Data Service の略称だ、ってのは理解したうえで、ですけども・・・)

とは言え、Project Oadkdale 改め「Dataverse for Teams」が GA したのは非常に喜ばしいです。機能限定とは言え、旧CDS の特性をもったデータソースに加え、Power Virtual Agents などもチーム内であれば追加コスト無しで利用できる点は非常に未来を感じます。

進化の激しい領域だと思いますので、今後の Update も楽しみですね!
そして、あわせて日本語の情報も公開してほしいですなー。正式名称に悩む。

それでは、皆さま、素晴らしい Power Platform Life を!

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