11/28(木)、29(金) の2日間がオンライン、11/30(日) は現地開催限定、の合計3日間で開催された 「Japan Microsoft 365 コミュニティ カンファレンス 2024」に運営・登壇者として参加しました。この記事は、Day1 の登壇後記です。気が向いたら、運営後記と現地開催後記も書くかもしれませんし、まとめるかもしれませんし、しないかもしれないので期待せずにお待ちくださいませ。
この記事は Microsoft Power Apps Advent Calendar 2024 シリーズ2
12月3日 担当分の記事です。
Japan Microsoft 365 コミュニティ カンファレンス 2024 イベント概要
Microsoft 365 Virtual Marathon が最後に開催されたのが 2022年・・・。
時は流れ、2024年のある日・・・、ついに、あの方が!!動きだしたッ!!!!
X(旧 Twitter)を遡っていたんですが、2024年4月の末ごろに話題があがっていたんですねぇ。「そんなに前だったのかぁー」と感慨深いです。
と、いうことで、Microsoft MVP の大先輩 平野 愛 先生のお声がけで企画が立ち上がった「Microsoft 365 に関連する日本のユーザーコミュニティ有志で開催となったイベント」になります。
■11/28、29 - オンライン開催
■11/30 - 現地開催
connpass の説明より。
Microsoft 365 に関わる日本国内の有志でコミュニティイベントを開催することになりました。イベント名に "コミュニティ" とあるようにこのイベントは Microsoft 社主催ではありません。 Microsoft 365 に日々関わっているエンジニアや開発者、ユーザーなどの有志が集まり企画および開催します。Microsoft 365 製品およびサービスや Microsoft 365 Copilot などに関する最新情報や Tips、基礎知識などを得ることのできる良い機会になればと思っています。
togetter
有志の方がまとめてくれています。なお、ハッシュタグは 「#JapanM365CC2024」です。
・Day1
https://togetter.com/li/2472663
https://togetter.com/li/2473327
・Day2
https://togetter.com/li/2473330
・Day3
https://togetter.com/li/2473334
セッション動画の公開について
公開可能なセッションの動画は、後日 YouTube に公開される予定です。全てではありませんので予めご了承ください。
ユーザーコミュニティーの有志がボランティア、手弁当で対応しておりますので、公開までに時間を要します。その点、ご理解いただきまして、公開まで楽しみにお待ちいただきたくお願いいたします。
動画公開に関する やまさん の独り言(※当イベントは関係ない)
当イベントではありませんが、ユーザーコミュニティイベントを開催すると「動画の公開はないんですか?」とおっしゃる方がいます。期待値が高いのかな、と思ってお声がけいただけるのは非常に嬉しいのですが・・・動画編集って結構タイヘンな作業だと自分は感じています。少なくとも、自分は苦手、というか好きではない作業なんですよね動画編集。正直、やらなくて済むならやりたくない。動画編集が得意な方、ほんと尊敬します。また、動画編集だけで作業が終わるワケではなく・・・例えば今回は YouTube に Up して公開設定なども必要になります。
もし、動画公開を期待している方は『イベントの募集開始時』など ”早め”のタイミング で「動画編集なら手伝えます!!」と運営スタッフとして手を挙げ、動画編集班として運営に参画してもらえると非常に心強いです。 重要なのは「早めに手を挙げる・声をかけていただく」コトです (重要なので2回目)。ユーザーコミュニティイベントとはいえ、事前にスタッフ間で”これはやる”・”これはやらない”と方針を事前に決めて進めていきますので、後からお伝えいただいても「今回はごめんなさい」となる可能性が高いです。
登壇はちょっと難しいけど、●●だったらお手伝いできるかも・・・と思ったら、是非とも手を挙げて運営をお手伝いいただけると非常に嬉しいな、と個人的には思います。ただ、動画公開はしない!と明確に決定しているイベントもありますので、その点はあらかじめ把握してからご対応いただけると幸いです。
みんな、沼のほうへおいでよ!!
感謝の極み
さまざまな方法・タイミングでご参加くださった皆さん、運営・登壇者の皆さん、超貴重なお時間を賜ったことに感謝しております。おやつサポーターをしてくださった OnTime さん・春日井製菓さん、美味しい差し入れありがとうございます!!関わってくださったすべての方へ、誠に感謝の極みです。
運営・登壇者の皆様お1人ずつ感謝をお伝えしたいのですが長くなっちゃうので・・・。おそらく関係者の全員が感謝しまくっているであろう、このお二人。
このイベントの発起人でもある 愛先生、本当にありがとうございました。そして、おつかれさまでした!!
そして、心強過ぎる裏方をご担当くださった 吉川さん、いつもありがとうございます!!ほんと、色々と大感謝です!!
登壇概要
ネタバレというか、ぶっちゃけ話しなのですが、どんなネタで登壇しようかなー?って運営スタッフとして手を挙げた後から比較的長い時間悩んでおりました。そんななか、コミュニティーイベント参加している時やアフタートーク、お仕事などの場などで「あれ?この関係性が把握できてないのですか?」という方に連続して遭遇したので、よしコレを”フワッと”お伝えすることにしよう!と決めました。
自分の登壇資料は、下記 URL で公開しておりますので是非ご確認いただければと思います。
- Microsoft Entra ID(旧 Azure AD)
- Microsoft 365 テナント(Office 365 テナント)
- Power Platform 管理センター
- Power Platform の環境(規定の環境、追加した環境)
上記の関係性を、図式、あるいは脳内でイメージできないと、特に管理系の設計が難しいタイミングがある、と自分は認識しています。加えて、Microsoft Entra ID(略称 ME-ID)が別々になっていると困るコトが多々あるんですが、ソレダイジョブですか?っていう話題も少しだけ混ぜ込んでいます。
加えて、セキュリティーやガバナンスも「どこのレイヤーで実施・設定するのか」というイメージも重要です。この点に関しては、ほかの登壇者各位が語っておりますので、動画の公開までは公開スライドなどでご確認ください。
ホント、これをゼロから説明するのって思った以上に時間を要するんですよね。毎回、図解して説明するのもアレ めんどくさい なので、もういっそ作っておけばえーがや(名古屋弁)っていう気持ちもあったりなかったりです😇
Power Apps や Power Automate クラウドフローのみであれば比較的まだ良いのですが、そこに デスクトップフローが追加され、キャパシティーやアドインライセンスが云々、みたいな話題が入ってくると、とたんに管理の手間が増えます。そして、利用が広がる予兆があるのであれば、なるべく早めに所謂「Power Platform 環境戦略」を検討して策定していただくのが良いと思っています。なぜなら、Power Platform の上位レイヤーが関わってくるから、ですね。
Power Apps、Power Automate はプロ開発者が利用する開発言語よりも、ローコード・ノーコードで簡単に仕組が作成できます。んが、管理面までそんな簡単じゃないですよ、ってコトです。管理を考える際は、ME-ID からの世界をイメージしたうえで、各機能の関係性を把握してご実施いただきたいです。
ほんと、お困りの際は Microsoft さん、または信頼できるパートナーにお問い合わせいただきたいところです。
結び
アンケートにご回答くださった皆さん、ありがとうございました。良い感じの結果だったので、あんなフワッとした大枠のお話をするのも良かったのかな、と自己評価しております。
動画が公開されたら、自分以外のセッションもご視聴いただくと良いと思います。「偶然が作り出す素晴らしい流れ」を感じてもらえるんじゃないかなぁ、と期待しています。
それでは、皆さま、素晴らしい Microsoft 365 & Power Platform Life を!