先日、2020/05/30 13時より、下記コミュニティー勉強会に参加・登壇してきました。
Japan Power Platform User Group 名古屋 #5
略して「JPPUG758」です。
758 = なごや = 名古屋、ですね。
???「参加っていうか主催っていうか、首謀者だろおまえ!!」
中の人「はい、ワタシがやりました・・・。」
あらためまして、主犯のやまさんです。
登壇・運営の皆さん、参加者の皆さん、ご参加&ご協力ありがとうございました!!
まとめ職人によるTwitterまとめはこちら↓。
Japan Power Platform User Group 名古屋 #5 まとめ
経緯
当初 JPPUG758 #5 は、5/2(土) 名古屋某所をお借りしてオンサイトでの実施を企画しておりました。しかしながら、COVID-19 による緊急事態宣言、それに伴う各種自粛により”集まって実施”が不可能となり、残念ながら中止を決断したのです。
中止を決断した時は「すぐに解除されて、また集まれるんじゃないか?」という淡い期待もありました。が、皆さんご存知の通り、記事投稿時点でも予断を許さない状況です。
こんな状況下でもできることはないか? → そうだ!オンライン勉強会だ!
というコトで、今回の開催となりました。
オンライン勉強会 開催方法
既に、多くの方が経験されているであろう、Microsoft Teams の会議機能を利用することにしました。運営、登壇者が慣れている道具というのがとても重要ですね。
準備
- 会場となるTeams会議の準備(nya (n.a.o) 感謝!)
- 登壇者の確保( @mofumofu_dance、@R_t_A_n_M、@koruneko32767 登壇ありがとう!)
- Connpass の準備
- Sli.do の準備
- 開幕の連絡事項などの準備
基本的に、オンサイトと実施する準備と大差ありません。会場探しと、当日の設営や撤収が必要ないので、その点はオンライン勉強会のが楽チンです。加えて、Web会議やオンラインイベントの経験がメンバーにあれば、少ない運営だけで回せるのも利点ですね。
思わぬ誤算
「チャットのログが指定チャネルに保存されるから」という理由で、チャネル指定のTeams会議で招待を利用しました。ライブイベントも検討したのですが「参加者がMax250名を超えることは無い」「チャットや音声で双方向コミュニケーションがとれる」という観点から、Teams会議を選択しています。
ただ・・・当日、あんなコトになるなんて。
開始30分前。
外部ユーザー(テナントのユーザー、ないし招待済みのゲスト以外)がチャットが使えない!ってコトに気づいたのです(汗
前日に接続確認などを実施していたのですが、そこまでチェックしてないかった・・・。これはチョッと誤算でした。
とはいえ、事前にQ&A対応用の Sli.do を用意・公開してありましたし、Twitterでハッシュタグを追えばある程度は質問や雰囲気が把握できるので大きな問題になりませんでした。加えて、参加者の皆さんが”オンラインイベント慣れ”しているコトも大きな問題にならなかった理由かと考えています。ホント、ステキな参加者の皆様で運営側は楽させていただきました。ありがとうございます。
開幕アンケート結果
最大人数になった時を撮るの失念していたのですが、当方が確認していた限りでTeams会議上は50名超の方に参加いただいておりました。アンケートは開始冒頭にとった結果なので、途中参加の方などが含まれてないですね。(これも、チャット機能があれば定期的に「このURLから回答してね」ってできたなぁ、と気づきを得たりして。)
「参加地域はウソ書かないでね!」ってお願いした結果です。海外のインドネシアからご参加いただいていたのが感動でした。これがオンラインイベントのちから!
各種サービスのグラフは、
グレー:利用経験無し
色付き:利用経験あり
です。末尾のモノだけ「どれも利用経験なし」が濃い黒色です。3名の方は、Power Platformの利用経験が無いということです。未経験の方が勉強のために参加くださるって、勉強会冥利に尽きますね。
普段、愛知で勉強会を実施すると、開発系やITエンジニアの方が多くなる傾向にあります。今回、参加者は、情シスさんや総務などの非IT系の方が多いです。これも運営側として嬉しい傾向です。Power Platform の”良さ”は非IT系の方にこそ届けたい。
当方登壇資料
ここ暫く連投していた Power Apps の MR機能 について、全4種ガッと紹介しました。
「View in 3D」で3D画像を表示するのはPCブラウザーでもデモ可能なのですが、MR系はスマホ必須なのですよ。なので、勉強会当日は動画でデモを紹介しました。残念ながら、SlideShare は動画が埋め込めないので、補足説明を兼ねて順次 Qiita で記事にしていきます(たぶん
約40分で4種類の機能概要をガッと紹介しただけなのですが、すぐに「試してみた!」とTwitterで紹介されている方などいて嬉しかったですね。細かい説明しなくても、公式読めば何となく使える機能群なので、MR in Power Apps 気になる方は是非トライをー。
その他、登壇者のスライド等は順次公開されてくると思いますので、各位のTwitterアカウントをフォローするなどで確認してください!
次回へのメモ
- 「Power Apps における画像の取り扱いについて」みたいなテクニックに特化した回への希望
- 「こんなコトで困ってる」を寄ってたかって解決する回の希望
- JPPUG758が得意とするヤツですね。またやりましょう!
- 非IT系の方々による「Power Platform でこんなコトしてみた」で登壇いただく回
.。oO(メモしとかないと、忘れちゃう!汗)
まとめ
- Teams会議で外部ユーザーを招待+チャット使いたい場合は、チャネル指定しちゃダメ
- テナントユーザー、ゲスト登録済+チーム招待済ユーザー(AADに居る)はチャット利用可能
- オンライン勉強会だと、ロケーション気にしなくて済むので良い
- オンサイトだと登壇しづらい方も、オンラインなら参加してもらえる(かも
- 代償は「地域の特性」が薄れるコト。しょうがないね・・・
- 動画によるデモは楽でいいね!
- 動画を停止して説明などが簡単にできる
- 臨場感とリアルタイム感は薄いので、リアルのデモと使い分け必須か
- オンライン登壇は相手の反応が見えづらい!
- 知ってはいたけど、やはり反応無いと若干つらい
- 今回、操作画面の下にタブレット置いて平行参加+確認してました
- PCやデバイスに余裕があればもう1台も参加して、カメラONで反応してくれる人をピン止めしておくと良さそう
ちなみに、閉幕直前のQ&Aコーナーで当方のPCが突然停止しOS丸ごと落ちて、数分間の離脱を余儀なくされました。サブでタブレットを用意して平行参加していたのですが、そちらからも復帰できなくて独り焦っちゃいました。登壇者や参加者の皆さんが”つよい”方々だったので、当方が復帰するまで問題なく進行いただけてました。皆さんには誠に感謝の極みとしか言いようがありません。
オンライン勉強会はロケーションに関係無く自宅などから気軽に参加可能で、しかも環境さえ整っていれば双方向コミュニケーションも可能なので、地方在住の身としてはとても良いモノです。ただ、PCやネットワークのご機嫌に左右される弱点もあります。オンサイトであれば、PCが停止しても自分の目と耳があるので内容は聴くことができます。運営側だった場合でも、PC停止しても言葉や身振り手振りがそのまま相手に届けられるので問題ありません。メリット・デメリットはどちらもあるので、今後はハイブリッドな開催になっていくのかな、と独り思う次第です。
これ以上はポエムにしかならないのでここらへんで今回は筆をおきましょう。そろそろ、リアルで集まってやるイベントもやりたいなぁ!
それでは、皆さま。素晴らしい Power Platform Life を!