#概要
Oculus Questをさわる機会があったのでそのセットアップの手順を記載していきます。HTC VIVE以降手元にVR機器がなかったためVRの開発欲求が高まっています。
#環境
・Oculus Quest
・Windows10
・スマートフォン(Android端末)
#Oculus Quest開封
大人になっても開封の儀というのは楽しみなものですね。どの開発からやっていくかと思いを巡らせながらいざ開封!!
中身の確認
- Oculus Quest本体
- 左コントローラー
- 右コントローラー
- Type-C充電用ケーブル
- 眼鏡用スペーサー
- 説明書
- ガイド
- 単三電池2本
####ケーブルがない!!!(充電ケーブルはノーカン)
これだけでもう感動してしまいました。それに物が少なくコンパクトな梱包で著者のテンションはHighです(笑)。
#セットアップ
Oculus Questのセットアップはスマートフォンで行います。
まずは、Oculusアプリ(iOS/Android)をダウンロードします。
今回は、Android版での設定の仕方を記載します。
###1.アカウント登録/ログイン
セットアップを行うためにはOculusのアカウント登録が必要で、Facebookアカウントでログインするか新規でOculusアカウントを作成するか選択します。
###2.使用するデバイスを選択
使用するデバイスを選択します。今回はOculus Questを選択。
※OculusアプリのバージョンによってはOculus Questが表示されない場合があります。
###3.Oculus Questとスマートフォンをペアリング
ペアリングを行うために、Oculus Questの電源を入れます。
Oculus Questの状態は電源ランプが白の時に起動状態、オレンジの時に充電中を表します。
Oculus Questをのぞき込み右下にある5桁の数字をスマートフォン側のアプリに入力します。
###4.コントローラーとペアリング
付属してある単三電池をコントローラーに入れます。
電池カバーが磁石式になっており、カバーを近づけると自動的に閉まるようになっているため、着脱が容易にできるようになっていました。
電源を入れると自動的にペアリングされます。
その後、Oculus Questが自動的にアップデートが走ります。スマートフォン側では、チュートリアルの動画が流れます。見ないと次以降の使い方で苦戦を強いられることになるためしっかりと見るようにしましょう。
###5.ルームスケールの設定
Oculus Questでコンテンツを体験できる部屋の範囲を設定します。ここで設定した範囲にいるときにだけコンテンツが流れるようになります。それ以外の範囲に出た場合は前方のカメラ映像がグレースケールで表示され、物や壁等にぶつからないような仕様になっています。(これが本当にすごい!!!)
こちらはOculus Questを装着したまま行うことができ、表示されるルームスケールの手順通りに進めれば簡単に設定することができるので割愛します。
著者はいくつかアプリ等を遊んでみましたが、このルームスケールが一番面白いと思っています(笑)
###6.開発者モードに変更
Oculus Questを使って開発しない方はこれ以降は見る必要はありません。
アプリ等を購入して、Oculus Questライフを満喫してください。
Oculus Questを使って開発したいよって方は、開発者モードに変更する必要があります。
開発者モードへの変更はスマートフォンから行います。
1.Oculusアプリを立ち上げ、下方向にあるタブの設定を開きます。
2.ペアリングしたOculus Questの名前があるので、名前をタップし「その他の設定」から「開発者モード」を開く。
3.右方向にあるスイッチをOnにする。(事前に開発者登録が必要です。登録されていない場合は自動でOculus Dashboardが開くので、団体名等を入力してください)
以上で設定完了です。
比較的難しい作業はなく、インストールやアップデートの時間を省けば、5分から10分程度で設定できました。
次回はUnityでのOculus Quest用のビルド方法について記載していきます。
#参考