概要
Google Cloud に代表されるクラウド技術の進化によって引き起こされるその先の世界を、機械学習、VR / AR、IoT などの領域で活躍されているスタートアップの方々と一緒に議論する。
ディスカッション
Googleブログに文字起こしがあったのでリンク。
IoTのこれから
- 製品レベルで一般に使えるものを出していく
AIの未来
- AlphaGoが顕著な事例
- 「人間では理解できないがこちらの方がいい」ということがたくさん出てくる
- クラウドAI
- AIは中間レイヤーが必要
コグニティブサービス
- 静止画の顔認識サービスを使うのは簡単
- ただ、動画で画像認識になるとコストがかかる
- アップロードにも時間がかかる → そこをどう解決する?
- 処理によって必要な回線を使い分けて、組み合わせてやる。
データ量
- 転送量がどんどん増えていく
- 必要なデータの総量も増えていく
- 両方の方向性
- 1本の線で扱える量を増やす
- 多くのデバイスが繋げられる
- 通信回線はどんどん早く、安くなっている
- そういう流れは避けられない
- できるだけ使いやすく、手頃な値段で提供したい
VR
- どんどんリアルになっていく
- 本質が伝えられるようになっている
- 出張・時差がしんどい
- VRで自分の活動範囲を世界中に広げてほしい
- 人間がこれまでやってきた知見を集めていく作業が難しい
- すごい職人がいる
- なぜかOK、なぜか駄目という独特な感覚
- それをAI化
- ただし、それを知らないというのは非常にまずい
- 人間と機械双方が知っているハイブリッドな状態が理想
- 事例:工場・工房の制作物の品質の見極め
- AIの視点で見るVR
- 職人芸のAI化
- InstaVR : クリエイター部門のAI化
- 観覧車を止める
- 手で行っている職人芸(危険)
- ヘッドセットとモバイルの通信に5G
- クラウド上で編集
- 加工したり、クライアント側で処理して出す
クラウド
- ぜひ使おう
- 大きなパブリッククラウドはどれも使いやすい
- もちろんGCPはおすすめ
- ダウンタイムの心配はない
- 自社で持っていた方が危険
起業という選択について
- 2009年に起業→その頃ディープラーニングというキーワードで反応する人はゼロ
- 2013年あたりに注目され始めた
- スタートアップのExitについて
- IPOで上場
- 事業売却
- ソラコムに関して言うと通信プラットフォームの提供がミッション
- IPOであれ、Exitであれ、グローバルプラットフォームを実現するためによりよい道を選ぶ
- エンジニアが入りたい起業がだんだん増えてきている
- どういったスタートアップに魅力を感じるか(買収したいと思うか)
- テクノプレナー=起業家精神を持った技術者。ある分野における高度な専門知識を活かしながら、革新的なビジネスを創出する人材。
- テクノロジストだけだと儲からない。逆もそう。
- 両方マッチしている企業がGoogle。
- 希少価値がある
- 省電力の広域通信が注目されている(LoRaWAN)
- 非常に高いテクノロジーを持っている会社と提携して進めている
まとめ
- パッションを追いかけてたら今みたいになった
- みんなにも追いかけてほしい
- テクノロジーは止まらない(Inevitable)
- テクノロジーの進化からエンジニアは逃げられない
- 目を見開いて、自分のパッションを活かしてほしい
- 少しでも多くの日本のエンジニアにそういう道を選んでほしい
- 色んなことに興味を持って、いろんなことに全力投球すると何か見つかる
- InstaVR: 楽したいから作った→割と大変
- 特許とかも読むので無駄な道を踏まない
- できないのは訓練してないだけ。気にしないで起業してもらえれば。
- いろんなことがつながっていく。
- 継続した勉強を続けながら、技術で解決していく未来を。