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楽しくお出かけしよう!~事前の天気チェックと忘れ物防止をLINEbotで簡潔に~

Last updated at Posted at 2024-10-06

準備って大事!

目的地の天気、調べるのわすれた!
ちょっとした忘れ物をよくしてしまう!

そんなことはありませんか?
私はしょっちゅうです。
出かける準備をギリギリにしてしまうという悪癖があり、よく忘れてしまうんです。
そんな私でも、簡単にチェックできるものがあればなあ…
なんて思ったのがきっかけで、
天気チェックと持ち物チェックを両方簡単にすることができるLINE Botを自分で作ってみようと思い、作成に至りました。

使用ツール

Make
天気予報API
・Googleスプレッドシート
LINE Developers

完成!試しに動かしてみた!

最終構造

スクリーンショット (15).png

手順

1. まずは天気を調べられるようにしよう!

まずはMakeでLINEとHTTP、JSONのモジュールを使って、基本の形を作ります。
天気予報APIを使用し、欲しい情報だけが届くように設定しました。

スクリーンショット (21).png

2.googleスプレッドシートで県名→地点IDに変換

このAPIを使用するには地点IDが必要なのですが、こんなの毎回毎回調べてはいられません。
とにかく楽に天気が知りたい!
ということで、ここでGoogleスプレッドシートのモジュールを使用し、自動で変換しました。

スクリーンショット (29).png

使用したGoogleスプレッドシートのA列に県名、B列に地点IDを入れます。

スクリーンショット (20).png

これで県名を地点IDに変換できるようになりました。

3.忘れ物防止の場合はどうする?

ここから、忘れ物防止するためのもうひと手間です。
先ほどのGoogleスプレッドシートに、忘れ物をしがちなイベントとアイテムを入力します。

スクリーンショット (30).png

A列にイベント名、D列に忘れやすいものを羅列します。
そしてここがポイント!
C列に数字が入っているのがわかるでしょうか。
これは、分岐点で使用するために決めた数字を入力しています。
県名=1、イベント名=0

ここが一番苦労しました。
どうしたらいいんだろう、と色々調べてみたり…。

こちら、参考にさせていただきました。
ありがとうございました.

このアイデアを使わせてもらい、やっと先が見えてきました。
スクリーンショット (23).png
これが県名を入れた場合のフィルターです。
C列が1のものがその先に進みます。

スクリーンショット (24).png
そしてこれが忘れ物のルート。
C列が0の場合はこちらです。

スクリーンショット (26).png

これで、D列の情報が送られてくるようになります。

4.エラーの場合

県名やイベント名以外の文章が送られてきた場合は、正しい言葉を入れてもらえるようにルーターを設定。

スクリーンショット (27).png

これでA列に当てはまらない文章がおくられてきたらエラーメッセージが届くようになります。
やっとのことで完成しました!

最後に

今回、初めてMakeを使いLINE Botを作成しました。
なかなか苦戦しながらも、全体を通して楽しくできたのはよかったです。
しかし、まだまだ課題はいっぱい…。

・都道府県のみでは細かい情報が得られないので、もう少し検索できるようにすべき
・比較的早い時間に調べることを前提に、最高気温・最低気温は昼の時間帯の結果を送るようにしているため、遅い時間に見ようとすると結果が表示されない
・同様に、降水確率も時間によって反映されない
・忘れ物はD列に入力されているものをそのまま送るので、単語の羅列のみが送られてしまい読みづらい

など、まだまだ改善の余地ありです。

今回は覚えたばかりのLINE Botというツールを使って作成しましたが、LINE Botである必要性はあったのか、自分で検索するというのであれば、天気予報のアプリを入れるだけで済むのでは?
という疑問も生まれてしまい…。

この疑問に対し、今回作成したものに機能を追加して、

・思い出したときに忘れたものをメモできる機能
・予定(日付、時間、場所、お出かけの内容)を事前に入力しておくと、当日、メッセージでおしらせしてくれる、またはメールと連携してお知らせメールが届く

なんていうことができたらこのツールを使う意味が生まれるのでよりよいのかなと思いました。

もっと勉強して、より使いやすいLINE Botを作成できるように頑張ります!

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