準備って大事!
目的地の天気、調べるのわすれた!
ちょっとした忘れ物をよくしてしまう!
そんなことはありませんか?
私はしょっちゅうです。
出かける準備をギリギリにしてしまうという悪癖があり、よく忘れてしまうんです。
そんな私でも、簡単にチェックできるものがあればなあ…
なんて思ったのがきっかけで、
天気チェックと持ち物チェックを両方簡単にすることができるLINE Botを自分で作ってみようと思い、作成に至りました。
使用ツール
・Make
・天気予報API
・Googleスプレッドシート
・LINE Developers
完成!試しに動かしてみた!
最終構造
手順
1. まずは天気を調べられるようにしよう!
まずはMakeでLINEとHTTP、JSONのモジュールを使って、基本の形を作ります。
天気予報APIを使用し、欲しい情報だけが届くように設定しました。
2.googleスプレッドシートで県名→地点IDに変換
このAPIを使用するには地点IDが必要なのですが、こんなの毎回毎回調べてはいられません。
とにかく楽に天気が知りたい!
ということで、ここでGoogleスプレッドシートのモジュールを使用し、自動で変換しました。
使用したGoogleスプレッドシートのA列に県名、B列に地点IDを入れます。
これで県名を地点IDに変換できるようになりました。
3.忘れ物防止の場合はどうする?
ここから、忘れ物防止するためのもうひと手間です。
先ほどのGoogleスプレッドシートに、忘れ物をしがちなイベントとアイテムを入力します。
A列にイベント名、D列に忘れやすいものを羅列します。
そしてここがポイント!
C列に数字が入っているのがわかるでしょうか。
これは、分岐点で使用するために決めた数字を入力しています。
県名=1、イベント名=0
ここが一番苦労しました。
どうしたらいいんだろう、と色々調べてみたり…。
こちら、参考にさせていただきました。
ありがとうございました.
このアイデアを使わせてもらい、やっと先が見えてきました。
これが県名を入れた場合のフィルターです。
C列が1のものがその先に進みます。
これで、D列の情報が送られてくるようになります。
4.エラーの場合
県名やイベント名以外の文章が送られてきた場合は、正しい言葉を入れてもらえるようにルーターを設定。
これでA列に当てはまらない文章がおくられてきたらエラーメッセージが届くようになります。
やっとのことで完成しました!
最後に
今回、初めてMakeを使いLINE Botを作成しました。
なかなか苦戦しながらも、全体を通して楽しくできたのはよかったです。
しかし、まだまだ課題はいっぱい…。
・都道府県のみでは細かい情報が得られないので、もう少し検索できるようにすべき
・比較的早い時間に調べることを前提に、最高気温・最低気温は昼の時間帯の結果を送るようにしているため、遅い時間に見ようとすると結果が表示されない
・同様に、降水確率も時間によって反映されない
・忘れ物はD列に入力されているものをそのまま送るので、単語の羅列のみが送られてしまい読みづらい
など、まだまだ改善の余地ありです。
今回は覚えたばかりのLINE Botというツールを使って作成しましたが、LINE Botである必要性はあったのか、自分で検索するというのであれば、天気予報のアプリを入れるだけで済むのでは?
という疑問も生まれてしまい…。
この疑問に対し、今回作成したものに機能を追加して、
・思い出したときに忘れたものをメモできる機能
・予定(日付、時間、場所、お出かけの内容)を事前に入力しておくと、当日、メッセージでおしらせしてくれる、またはメールと連携してお知らせメールが届く
なんていうことができたらこのツールを使う意味が生まれるのでよりよいのかなと思いました。
もっと勉強して、より使いやすいLINE Botを作成できるように頑張ります!